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韓半島

米朝 次の実務協議でも歩み寄りは難しい

Write: 2019-08-27 13:07:57

米朝 次の実務協議でも歩み寄りは難しい

Photo : KBS News

北韓は韓米合同軍事演習が終了したあとも、短距離飛翔体の発射を続け、韓国とアメリカに圧力を加えています。
北韓の相次ぐ飛翔体の発射実験には、大きく3つの狙いがあるとみられます。
最近の北韓の飛翔体の発射実験には、いずれも新型兵器のテストという共通点があり、「韓米合同軍事演習への反発」のほかにも、「新型兵器のテスト」や、「米朝対話に備えて交渉力を高める」狙いがあるとみられます。
G7=主要7か国首脳会議に出席したアメリカのトランプ大統領は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が合意に違反していないという考えを改めて示しました。
またトランプ大統領は26日、フランスのマクロン大統領との共同記者会見で、北韓が中国などと地理的に近いことを挙げ、鉄道で北韓とつなぐことができるとして、「北韓の経済には大きな潜在性があり、金委員長もそれを知っている」と話しました。
しかし、アメリカは北韓との交渉を進展させるための新たな提案を示すなどの変化は見せていません。
米朝実務協議の再開は、北韓の最高人民会議が開かれる今月29日以降になり、北韓の核問題の本質といえる「安全保障」の問題が中心的な議題となるとされますが、これまで両国が一度もこの問題を本格的に取り上げていないことから、互いに歩み寄りを見せるのは簡単ではないとみられています。

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