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韓半島

北韓の外務省顧問「トランプ大統領の勇断に期待」

Write: 2019-09-27 11:46:02Update: 2019-09-27 12:53:28

北韓の外務省顧問「トランプ大統領の勇断に期待」

Photo : YONHAP News

北韓外務省で6か国協議の代表や第1外務次官を務めた金桂冠(キム・ゲグァン)顧問は27日、談話を発表し、トランプ大統領の北韓へのアプローチの方法について、「前任とは異なる政治的感覚と決断力が見受けられる」とし、「トランプ大統領の賢明な選択と勇断」に期待を表明しました。
朝鮮中央通信によりますと、金外務省顧問は「これまで行われた米朝首脳会談は、敵対的な米朝関係の終結と、韓半島の平和安定に向けた米朝首脳の政治的意志を明らかにした歴史的なきっかけとなった」と評価する一方、「首脳会談で合意された内容を履行するための実質的な動きが伴っていないため、今後の首脳会談の展望は明るくない」と指摘しました。
また、 金顧問は、「未だにワシントンの政界では、『核放棄が先だ』とする主張が残っており、制裁を通して北韓を対話に導き出すことができるとする誤った認識が多く見られる」とし、「米朝首脳会談が再び開催されたとしても、米朝関係の新たな突破口を見出すことができるかについては、懐疑的だ」とする一方、「北韓外務省は、今後のアメリカの動きを注視する」としています。
一方、国連総会に参加している ポンペイオ国務長官は26日、米朝実務交渉の再開について、「日程はまだ決まっていない」と述べ、今月中にも再開されるとみられていた米朝実務協議は、10月に持ち越される見通しです。
米朝両国は共に、対話再開の意向を明らかにしていますが、非核化の方法など、細部の問題で意見の隔たりがあるとの見方が出ています。

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