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国際

来月のミュンヘン安全保障会議で米朝対話再開か

Write: 2020-01-28 11:04:05

来月のミュンヘン安全保障会議で米朝対話再開か

Photo : YONHAP News

アメリカ国務省のスティルウェル次官補は、北韓の新しい外相に、軍出身で韓国との窓口を担当する祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長が任命されたことについて、「米朝対話の再開に向けた前向きなきっかけになることを願う」と述べました。
スティルウェル次官補は、現地時間の24日、アメリカ・ワシントンで開かれたセミナーで、「私は、北韓の新しい外相がどんな人物なのか全く分からないが、北韓が、方向転換を行って交渉のテーブルに着き、アメリカと自ら約束した議論を行わなければならないと判断するうえで、前向きなきっかけになることを願う」と述べました。
この発言は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、米朝対話を続ける余地は残しているものの、衝撃的な行動に乗り出す可能性も示唆しているなかで、新しい外相が任命されたのを契機に、アメリカとの交渉の必要性を改めて強調するためのものとみられます。
一方、北韓は、来月14日から16日にドイツで開かれるミュンヘン安全保障会議(MSC)に出席する意向を明らかにしました。ミュンヘン安全保障会議は各国の首脳や閣僚級が参加し外交や安全保障をテーマにした民間主催の国際会議で、北韓がこの会議に参加するのは1963年の会議発足以来初めてです。
米朝交渉が膠着状態に陥っているなか、北韓が今回の会議に出席することで、米朝対話のきっかけを作ることができるか注目されます。

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