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サイエンス

防疫当局 抗体検査で国内のウイルス免疫保有率を調査 

Write: 2020-05-22 10:32:30

防疫当局 抗体検査で国内のウイルス免疫保有率を調査 

Photo : YONHAP News

中央防疫対策本部は、およそ8000人の国民を対象に、新型コロナウイルスに対して、免疫があるかどうかを調べる抗体検査を、近く実施する方針を示しました。
中央防疫対策本部は、毎年行われる国民健康栄養調査で、全国7000人の血液のほか、集団感染が発生した大邱(テグ)や慶尚北道(キョンサンブクド)に住む1000人の血液を確保し、新型コロナウイルスに対する抗体の有無を調べる抗体検査を実施します。
中央防疫対策本部は、検査について、症状がなかったり、軽かったりして、ウイルスに感染したことに気付かないまま、回復した人の規模を調査し、ウイルスに対する免疫をどの程度の国民が保有しているかを確認することが目的であると説明しました。検査の結果、抗体の保有率が高かった場合、今後の防疫対策を緩和することを検討するということです。
しかし、中央防疫対策本部は、韓国では、一部の地域で感染が大きく広がる、地域感染はあった一方で、全国的な感染拡大は起きなかったことや、感染者や接触者の隔離を徹底して行ったことから、抗体の保有率は低い可能性があるという見方を示しています。

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