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経済

生産・消費・投資 6か月ぶりにそろって増加

Write: 2020-07-31 13:52:37Update: 2020-07-31 14:28:19

生産・消費・投資 6か月ぶりにそろって増加

Photo : KBS News

企業の生産と消費、設備投資が先月、そろって増加しました。
統計庁が31日に発表した6月の産業活動動向によりますと、ことし6月の産業生産は前月に比べて4.2%増えました。
産業生産が増加に転じたのは2019年12月以降6か月ぶりで、輸出が回復したことが背景にあるとみられています。
海外の主要国が段階的に経済活動を再開していることを背景に、製造業の輸出は前月に比べて9.8%増え、1987年以来の増加率となりました。
自動車の生産は22.9%増え、サーバー向けのDRAMなどの半導体の生産も4%近く増えました。
消費を表す小売販売も2.4%増えました。
政府がすべての国民に対して災害支援金を支払ったことや、個別消費税が引き下げられたことが背景にあるとみられています。
設備投資も前月に比べて5.4%増加しました。
景気指標となる景気動向指数と先行指数の循環変動値も、そろって上昇しました。
統計庁は、新型コロナウイルスの流行が経済に与えた影響は大きかったが、速いスピードで回復していると説明しています。
しかし、新型コロナウイルスの第2波に見舞われる可能性や、米中対立が激化していることから、依然としてリスク要因は残っているとみられています。

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