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文化

是枝裕和監督の次回作は韓国映画 ソン・ガンホなど実力派俳優が出演

Write: 2020-08-27 09:00:56Update: 2020-08-27 09:28:23

是枝裕和監督の次回作は韓国映画 ソン・ガンホなど実力派俳優が出演

Photo : YONHAP News

カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した是枝裕和監督が、 次作として、初めての韓国映画「ブローカー(仮題)」でメガホンをとることになりました。 
映画「ブローカー(仮題)」は、出産しても育児ができない人が匿名で赤ちゃんを預けていく「ベビーボックス」を巡って出会った人たちの物語です。制作は韓国の映画会社「ジップ」、配給はCJエンターテインメントが手がけ、クランクインは来年に予定されています。
この作品には、ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」で主役を演じたソン・ガンホのほか、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナの3人の実力派俳優が出演します。ペ・ドゥナは是枝監督の映画「空気人形(2009年)」に出演して以来、是枝監督とは2回目のタッグを組むことになります。
26日の制作発表会で、是枝監督は「3人の俳優はもとより、今回は尊敬する韓国のキャスト、スタッフの皆さんの胸を借りる気持ちで撮影に臨みます。僕自身が一番ワクワクしております。このワクワクを皆さんに共有していただけるような、スリリングでヒリヒリする、それでいて切ない映画にしたいと思っております」とコメントしました。
是枝監督の前作「真実」は、日仏合作映画で、「前作に続いて母国と母国語を離れての映画作りになります。言語や文化の違いを超えて一体何が伝わり、共有出来るのか? そもそも監督とはどういう存在なのか? 作品作りを通して、もう少し踏み込んで模索してみたい」と語りました。

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