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社会

海洋警察 北韓に射殺された公務員「自主的に越境」と結論

Write: 2020-10-23 12:07:37Update: 2020-10-23 13:54:37

海洋警察 北韓に射殺された公務員「自主的に越境」と結論

Photo : YONHAP News

北韓が軍事境界線付近の海上で韓国海洋水産部に所属する公務員を射殺した事件で、海洋警察は、「男性は自ら北韓側に渡ろうとしていたと判断される」とする見方を示しました。
海洋警察は22日、記者会見し、これまでの捜査の中間結果を発表し、「男性は失踪直前までインターネット賭博をしていた。賭博の借金に苦しみ、個人民事再生手続きを申請するなど、経済的に困難な状態だった」と述べ、自らの意志で北韓側に渡ろうとしていたとの見方を示しました。
それによりますと、男性はこの15か月間にわたって600回近く、賭博サイトの口座にお金を振り込んだほか、ワタリガニ漁をする漁民を助けるとして同僚や知人からワタリガニの購入代金として集めたお金まで賭博で使い果たしていたことがわかったということです。
海洋警察はまた、男性が誤って転落した可能性や自殺した可能性はないとみています。
その根拠として、事件当日、男性が乗っていた漁業指導船は停泊中だったこと、波の高さは0.1メートルと気象状況は良好だったこと、また、男性が救命胴衣を着ていたことなどをあげています。
さらに、男性が北韓の民間船に対し自ら名前を名乗って越境する意思を伝えたことなど、事件当日の具体的な状況から、「男性は自らの意志で北韓に渡ったものと判断される」としています。

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