メニューへ 本文へ
Go Top

社会

サムスントップ李在鎔副会長は上告せず 実刑判決が確定

Write: 2021-01-26 14:16:07Update: 2021-01-26 14:26:08

サムスントップ李在鎔副会長は上告せず 実刑判決が確定

Photo : YONHAP News

朴槿恵(パク・クネ)前大統領などへの贈賄罪で実刑が言い渡され収監されたサムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長は、25日までに上告せず、判決を受け入れることを表明したため実刑判決が確定しました。 
李副会長をめぐっては、差し戻し審の判決公判が今月18日、ソウル高等裁判所で開かれ、朴前大統領とその知人の崔順実(チェ・スンシル)受刑囚にグループの経営権継承を支援してもらう見返りとして、86億8000万ウォンの賄賂を贈った罪などが認められ、懲役2年6か月の実刑が言い渡されていました。
李副会長の弁護人は上告期限の25日、「判決を謙虚に受け入れ、再上告しないことにした」と発表しました。
これは、最高裁にあたる大法院がおととし、二審判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した際、容疑別の有罪・無罪がすでに確定したため、再び上告しても大法院で判決が覆される可能性は低いと判断したためとみられます。
特別検察官チームも、86億8000万ウォンという賄賂の金額からみると懲役2年6か月は軽いが、差し戻し審の判決が大法院の判決の趣旨を反映しているとして、これ以上争わない方針を明らかにしました。
これで、朴前大統領とその知人の崔順実受刑囚、サムスントップが絡んだ国政介入事件をめぐる司法判断は、終止符が打たれました。
一方、李副会長は、社内掲示板を通じて社員に対して「私が立たされた状況に関係なく、サムスンは進むべき道を引き続き進まなければならない。サムスンが国民に対して約束したことは、必ず果たさなければならない」というメッセージを伝えました。
李副会長は、2017年2月17日に身柄を拘束されて取り調べを受け、2018年2月の控訴審で執行猶予付きの判決で釈放され、この間1年間収容されているため、残りの収監期間は1年半となり、来年7月まで刑期が続くことになります。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >