新型コロナの変異株「オミクロン株」の感染拡大を受け、アシアナ航空とエアソウルは、今月予定していた仁川（インチョン）とグアムを結ぶ国際便の再開を、再び延期しました。
このうちアシアナ航空は当初、 去年12月23日に、仁川とグアムを結ぶ国際便の運航を再開する予定でしたが、オミクロン株の感染拡大を受け、1か月後の今月30日に延期する方針を示していました。しかし、依然として感染拡大に歯止めがかからないことから、運航再開を再び延期することを決めたということです。次の再開予定はまだ公表されていません。
またエアソウルは、今月29日としていた運航再開を、3月27日に延期しました。LCC=格安航空会社の中でも、国際便の運航再開を延期したり減便する動きが出ています。
エアソウルの関係者は「オミクロン株の感染拡大により海外旅行のニーズが再び委縮している。当分は国内便に集中し、状況を見極めて柔軟に対応する考えだ」と述べました。
さらに済州航空は、グアム行きの便を週4回から週2回に減らし、ティーウェイ航空は、サイパン行きの便を今月28日まで休止しました。