6月1日投開票の統一地方選と国会議員補欠選挙の期日前投票が27日、全国3551か所の投票所で始まり、午後1時現在の投票率は5.32%となっています。
これは、前回2018年の統一地方選の同じ時間の投票率4.49％を0.83ポイント上回っています。
期日前投票は27日と28日の2日間行われ、有権者は身分証明書さえ提示すれば、午前6時から午後6時まで全国どの投票所でも投票できます。
新型コロナウイルスの感染者や隔離者は、期日前投票2日目の28日午後6時半から午後8時までの間に一般有権者と同じ方法で投票しますが、身分証明書に加え、保健所から送られてきた投票案内のメッセージを提示する必要があります。
尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権発足から20日あまりで実施される今回の選挙は、僅差の大接戦となった3月の大統領選挙の再現となるか注目されています。
焦点になるのは17の知事・広域市長選挙で、KBSなど地上波3局が世論調査会社3社に依頼して23日から3日間行った世論調査では、与党「国民に力」がソウルや慶尚道（キョンサンド）など9か所で優勢で、最大野党「共に民主党」は全羅道（チョンラド）や済州道（チェジュド）など4か所で優勢でした。
仁川（インチョン）や京畿道（キョンギド）など4か所では、接戦となっています。
地上波放送3局は、投開票が行われる10日午後7時30分に共同出口調査の結果を発表する予定です。