日本の高知市で開催された「まんが甲子園」で、韓国の全南（チョンナム）女子高校が最優秀賞を受賞しました。
「まんが甲子園」は、国内外の高校生が漫画の発想力や表現力を競う、日本最大規模の漫画大会です。
31日に決勝が行われ、韓国の全南（チョンナム）女子高校を含め合わせて20校が臨みました。
決勝のテーマは「やさしい世界」。各チームは、5時間半という制限時間内にペンを走らせ作品を仕上げていきました。
審査の結果、最優秀賞には、全南（チョンナム）女子高校が選ばれました。
作品の内容は、まんが甲子園に参加するため、高知駅に到着した生徒たちが、会場に行く道がわからず困っていたところ、全身に入れ墨を入れた強面の男が現れます。生徒たちは最初、男を見て怯えますが、男の入れ墨が地図であったことが判明し、その地図のおかげで無事会場に到着するという、やさしい世界が描かれています。
この作品について、大会の審査員は「ストーリーの構成や想像力が優れており、絵柄も独特である」とコメントしました。