革新系最大野党の「共に民主党」は、28日、ソウルで党大会を開き、新たな代表に3月の大統領選挙で尹錫悦（ユン・ソンニョル）候補に惜敗した李在明（イ・ジェミョン）議員を選出しました。
李在明氏は代表選で77.77％を得票し、圧勝しました。
李在明氏の得票率は、2020年の党大会で李洛淵（イ・ナギョン）前代表が記録した60.77%を超え、民主党の歴代最高となりました。
代表選で圧勝したことから、党内の主流が、親文在寅（ムン・ジェイン）勢力から親李在明勢力に再編されているとする見方が出ています。
李在明氏は今後、党の体質改善を通じて中道派の支持を回復させるほか、尹政権をけん制できる党として、国民の信頼を得る任務が託されることになります。
受諾演説で李在明氏は、「再び政権に就くための土台構築という重大な任務に失敗すれば、私の使命も終わるという気持ちで臨む。完全に新しい民主党をつくることに自分を捧げる」と意気込みを述べました。