慶尚南道(キョンサンナムド)巨済(コジェ)で30日、3600トンの潜水艦「張保皐(チャンボゴ)3・バッチ2」の起工式が行われました。
「張保皐3」は、3000トン級の潜水艦を開発する事業で、「バッチ」は、同じクラスの潜水艦のバージョンを意味します。バッチの数字が大きくなるにつれ、艦艇の性能が改良されます。
防衛事業庁は、今回、韓国独自の技術の開発される3600トンの潜水艦は、軍に配備されているバッチ1の「島山安昌浩(トサンアンチャンホ)」に比べ、船体が大きくなったことに加え、水中音波探知機の性能が改良され、垂直発射管の数が増えるなど、標的の探知・処理能力や攻撃能力が強化されたと説明しています。
防衛事業庁は、「張保皐3・バッチ2」として最初に建造する潜水艦を2025年までに進水させた後、試験評価を経て2027年に海軍に引き渡す計画です。