日本と同様、韓国でも、プロ野球球団が出場選手として登録できる外国人の数には制限がありますが、外国人選手がけがをして試合に出られなくなるケースが多いことから、来年から、登録選手が治療中の間に限って、登録していない選手を代わりに出場させることができるようになります。
韓国野球委員会KBOが1日、発表したところによりますと、「代替外国人選手制度」と呼ばれる仕組みを、来年から導入することにしたということです。
この制度は、出場選手として登録されている外国人選手が、全治6週以上のけがを負った場合、その選手が復帰するまで、出場登録していない外国人選手を代わりに出場させることができるようにする制度です。
外国人選手が故障で離脱するケースが多く、そのたびにチームは戦力を補うのに困難を強いられていたため、KBOは、この代替制度の導入を検討してきました。
KBOはこのほかにも、主審の代わりにロボットがストライクとボールを判定するシステムや、マウンドで投手の投球時間を制限する制度も来年から導入する方針です。