カタールの首都、ドーハで開かれている競泳の世界選手権で、韓国競泳のエース、ファン・ソヌ選手が金メダルを獲得しました。
ファン・ソヌ選手は14日、ドーハで行われた競泳の男子200メートル自由形の決勝で、1分44秒75をマークして優勝しました。
韓国の選手がこの種目で金メダルを獲得するのは、これが初めてです。
ファン・ソヌ選手は、おととしのハンガリー・ブダペスト大会で銀メダル、去年の福岡大会で銅メダルを獲得していて、3大会連続のメダル獲得となりました。
去年1年間では、合わせて6つのメダルを獲得しています。
優勝後のインタビューで、ファン・ソヌ選手は、「オリンピックを5か月後に控えているタイミングで金メダルが獲れ、いい足掛かりをつくれた」としたうえで、「残りの期間もしっかり準備して、いい姿をお見せしたい」と意気込みを語りました。
一方、今月12日に行われた男子400メートル自由形の決勝では、同じく韓国のキム・ウミン選手が金メダルを獲得しています。
この種目で韓国の選手が金メダルを獲得するのは、2011年のパク・テファン選手に続いて2人目です。
今回、ファン・ソヌ選手とキム・ウミン選手による金メダル獲得となりましたが、韓国勢が1つの競泳大会で金メダルを2つ獲得するのは、これが初めてです。