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経済

LCCも長距離路線の就航可能に 巨大航空会社の独占防止

Write: 2024-03-08 14:17:43Update: 2024-03-08 17:00:14

LCCも長距離路線の就航可能に 巨大航空会社の独占防止

Photo : YONHAP News

大韓航空が進めているアシアナ航空の買収が実現した場合、市場が独占される可能性があるとして、政府は、LCC=格安航空会社も、ヨーロッパやアメリカなど長距離路線を就航できるようにする方針です。  
 
政府は7日に開かれた航空行政に関する検討会議で、大韓航空とアシアナ航空の統合で市場が独占されるのを防ぐため、さまざまな方策を打ち出しました。
 
まず、2社の統合によって影響を受けることが懸念されるLCCへの支援を強化します。
 
ヨーロッパやアメリカ、西南アジアなどの長距離路線で、LCCが就航できるようにします。
 
これにより、フルサービスキャリアとの間で公正な競争ができるようにして、韓国のLCCの競争力を、アジアの航空会社のなかでトップ5の水準まで引き上げることが狙いです。
 
あわせて、政府は、大韓航空とアシアナ航空が統合したあと、航空券の価格が上昇することを想定し、この2社の占有率の高い国際路線を中心に、価格のモニタリングを行う方針です。
 
一方、大韓航空とアシアナ航空が重複して運行している路線は整理されます。
 
2019年の夏の時点で、2社の国際線は55路線が重複していました。
  
大韓航空によるアシアナ航空の統合は、EU=ヨーロッパ連合の競争規制当局が先月、買収計画を条件付きで承認したことで、14の国と地域の競争規制当局のうち、承認の判断が待たれるのは、アメリカのみとなっています。

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