気象庁は1日、ソウルでサクラが開花したと発表しました。去年よりは1週間遅かったものの、平年に比べると1週間ほど早い開花となりました。
気象庁によりますと、ソウルでのサクラの開花を観測する標本木となっている、鍾路(チョンノ)区のソウル気象観測所が指定したサクラの木が、1日に花を咲かせました。
ことしのソウルのサクラの開花は、これまでで2番目に早かった去年よりは7日遅かったものの、平年に比べると1週間ほど早く、観測史上、5番目に早い開花となりました。
ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区にある汝矣島(ヨイド)のサクラ祭りは、ことしは先月29日に始まり今月2日に終りますが、満開のタイミングが予想よりも遅かったため、区は、当初4日午後10時までの予定だった通行制限を8日の午後2時まで延長することにしています。
ソウル市内のほかのサクラの名所、石村(ソクチョン)湖のサクラ祭りは、27日に始まり、満開を迎える前の31日に終了しました。