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政治

総選挙 注目選挙区のKBS予想

Write: 2024-04-10 19:13:42Update: 2024-04-10 20:30:51

総選挙 注目選挙区のKBS予想

Photo : YONHAP News

10日に行われた総選挙の結果について、投票が締め切られた午後6時の時点で、KBSは最大野党「共に民主党」の圧勝と予想していますが、「共に民主党」代表の李在明(イ・ジェミョン)候補の選挙区など、注目されている地域でも勝敗の予想を出しています。 
 
KBSの出口調査や独自の取材に基づく分析によりますと、仁川市桂陽(ケヤン)区から出馬した「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が56.1%を得票し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権で国土交通部長官を務めた与党「国民の力」の元喜龍(ウォン・ヒリョン)候補の43.8%を上回る見通しとなっています。
 
ソウル鍾路(チョンノ)区では、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の婿で、国政選挙に初挑戦する「共に民主党」の郭相彦(クァク・サンオン)候補の予想得票率が56.1%となっているのに対して、文政権当時、監査院長として脱原発政策に疑問を呈した「国民の力」の崔在亨(チェ・ジェヒョン)候補が39.6%となっています。
 
京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市の盆唐(プンダン)区では、「共に民主党」の李光宰(イ・グァンジェ)候補が52.8%、「国民の力」の安哲秀(アン・チョルス)候補が47.2%で、李候補が優勢ですが、比較的接戦となっています。
 
安氏は、IT専門家として特に若い世代に高い人気を得て、2012年の大統領選挙に出馬し、有力候補の一人とされたものの、辞退し、その後、国会議員となってからも大統領選挙に2回出馬しました。

今回の総選挙で落選すれば政治生命が危うくなるという見方も出ています。

一方、今回の総選挙では、与野党の代表を務めたものの党の方針に反発し、離党して新党を立ち上げた候補者の当落にも関心が寄せられています。

京畿道(キョンギド)華城(ファソン)市では、与党「国民の力」の元代表だった李俊錫(イ・ジュンソク)候補が40.5%、「国民の力」の候補の15.8%を上回っているものの、野党「共に民主党」の候補の43.7%には及んでいない状態です。

また、野党「共に民主党」の前代表で、大統領選挙の党の候補を選ぶ選挙で現代表の李在明(イ・ジェミョン)氏に負けた李洛淵(イ・ナギョン)氏は、「共に民主党」の支持基盤の光州(クァンジュ)広域市の光山(クァンサン)区から出馬しましたが、KBSの予想では、得票率が17.4%にとどまっていて、李在明代表の最側近の候補の72.5%を大きく下回っています。

今回の出口調査は、KBS、MBC、SBSの地上波テレビ3局が、世論調査会社の韓国リサーチとコリアリサーチ、イプソスなどに依頼して、10日午前6時から午後6時まで、全国254の選挙区にある、およそ2000の投票所で、投票を終えた350万人あまりを対象に行ったものです。
 
この調査の信頼水準は95%、標準誤差は地域別に±2.9ポイントから7.4ポイントです。

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