韓国で去年、「教育」を目的にしたソウル市への転入者数が過去最多となったことがわかりました。
統計庁の国家統計ポータルによりますと、去年、ソウルに転入した人は120万7000人でした。
転入の理由をみると、「教育」が9万2000人で、転入と転出の理由を調査し始めた2013年以降では最も多くなっています。
教育以外では、「仕事」や「住居環境」が上位を占めました。
一方、ソウル市は1990年以降、34年連続で転出が転入を上回る転出超過が続いています。
住民登録にもとづく人口統計によりますと、ソウル市の人口は2015年に1002万2000人となってピークに達したあと減少を続け、去年は938万6000人でした。
ソウルからの人口流出が続く最も大きな要因としては、「高い住宅価格」があげられています。