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韓半島

北韓 南北つなぐ道路の街灯を撤去

Write: 2024-04-18 15:59:00Update: 2024-04-18 16:00:34

北韓 南北つなぐ道路の街灯を撤去

Photo : KBS News

韓半島での軍事的な緊張が高まるなか、北韓が南北をつなぐ道路に設置された街灯を撤去したことがわかりました。  
 
韓国軍の消息筋が18日、明らかにしたところによりますと、北韓が先月、東海(トンヘ)線と京義(キョンイ)線の道路の街灯、数十個を撤去している様子が、韓国軍の監視カメラによってとらえられたということです。
 
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長はことし1月の施政演説で、「南北の軍事境界線付近にある、南北をつなぐすべてのものを徹底して断ち切る」と話していました。
 
その後、北韓は東海線と京義線の道路に地雷を埋設しています。
 
京義線は、2004年に南北間の連結工事が完成し、開城(ケソン)工業団地に入居した韓国企業の関係者らがおもに利用していました。
 
しかし、2016年に開城工業団地が閉鎖され、2020年初めに、新型コロナの影響で南北連絡事務所から韓国側の関係者が撤収して以降、利用していません。
 
東海線は、江原道(カンウォンド)高城(コソン)郡と北韓の金剛山(クムガンサン)を結ぶ道路で、2005年に開通し、金剛山への陸路での観光や離散家族の再会事業、そして北韓へのコメなどの人道支援のために南北を行き来する際に利用されました。
 
その後、2018年8月の離散家族の再会事業を最後に、2019年2月にベトナムのハノイでの米朝首脳会談が物別れとなって以降、閉鎖されたままとなっています。

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