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国際

韓国外交部 パレスチナ国連加盟賛成は「2国家解決」の支持表明

Write: 2024-04-22 11:11:01Update: 2024-04-22 14:29:28

韓国外交部 パレスチナ国連加盟賛成は「2国家解決」の支持表明

Photo : YONHAP News

先週、国連の安全保障理事会で、パレスチナを国連の正式な加盟国とするよう勧告する決議案が採決にかけられ、決議案はアメリカの拒否権によって否決されましたが、賛成票を投じた韓国は、その理由について、イスラエルとパレスチナが共存する「2国家解決」を支持する立場を明確にするためだと説明しました。 
 
パレスチナは2012年から投票権のない「オブザーバー国家」として国連に参加していますが、今月2日に正式加盟を申請しました。
 
18日に行われた安保理の採決では、15の理事国のうち、韓国や日本など12か国が賛成しましたが、常任理事国のアメリカが拒否権を行使して、決議案は否決されました。イギリスとスイスは棄権しました。
 
韓国外交部の当局者は21日、決議案に賛成した理由について、「韓国は、パレスチナの国連加盟への熱望をほかのどの国よりもよく理解している」としたうえで、「この地域での紛争の恒久的な解決策として、国際社会はこれまで『2国家解決』を支持してきた。今回、賛成したのは、『2国家解決』に対する支持を再確認し、それに向けた政治的取り組みを強化しなければならないという立場を明確に表明するためだ」と説明しました。
 
「2国家解決」とは、パレスチナとイスラエルが互いを認め合って共存するという和平案です。

国連への加盟が認められるには、まず、安保理で理事国15か国中9か国の賛成が必要で、常任理事国5か国のうち1か国でも反対した場合は否決されます。

さらに、総会で3分の2以上の賛成を得る必要があります。

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