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韓半島

朝鮮新報 非核化交渉の期限の強調で、米国に対話迫る

Write: 2019-11-13 14:50:48Update: 2019-11-13 17:28:55

朝鮮新報 非核化交渉の期限の強調で、米国に対話迫る

Photo : YONHAP News

朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の機関紙「朝鮮新報」は、「年末までに3回目の米朝首脳会談が開かれない場合、対話の機会はなくなる」と警告しました。
朝鮮新報は13日付の「朝鮮の実践、対話にも対決にも準備できている」と題した記事で、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がことし4月の施政演説でアメリカに与えた対話の期限は年末までだ。それまでにアメリカが北韓と共有できる問題解決の方法を探る条件で3回目の首脳会談が開かれない場合、対話の機会はなくなる」と主張しました。
また「北韓は忍耐力を持ってアメリカの勇断を待つ一方、新年のあいさつで示した『新たな道』へと進む準備も整えている。ことし公開された兵器がその威力を証明している」と警告しました。
朝鮮新報は、なかでも北韓が先月2日にSLBM=潜水艦発射弾道ミサイル「北極星3型」を試験発射したことについて、「もう一つの核戦争の抑止力を誇示することで、対話と対決という二者択一の状況でアメリカが賢明な選択をすることを強力に促した」と強調し、ミサイルの発射がアメリカに圧力をかけるためのものであったことを示唆しました。
また「ベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談が物別れに終わったことで、韓半島情勢が不安定になり、北韓は新たに開発した兵器の相次ぐ試験発射や実戦配備に踏み切った。力には力で対抗するしかなく、敵対国の戦争の脅威を阻止する現実的な方法は、相手が脅威とみなす強力な軍事力を備えることだ」と主張しました。
さらに「韓国駐留アメリカ軍がソウルより南の京畿道(キョンギド)平沢(ピョンテク)に移ったが、超大型放射砲の射程距離が長くなったため、射程距離内に入っている。精密誘導機能によって軍事施設だけを攻撃できる」と主張しました。
こうした主張は、金委員長が非核化交渉の期限としている年末までに3回目の米朝首脳会談が開かれない場合、北韓がアメリカに向けて武力による抗議を再開すると警告するためのものとみられます。

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