メニューへ 本文へ
Go Top

南北のクラシック音楽家 上海で合同公演

Write: 2019-05-13 15:02:23

Thumbnail : KBS News

南北のクラシック音楽家が12日、中国上海で行われたコンサートのステージに立ち、合同公演を行いました。
今回の公演は、中国の上海シティー・シンフォニー・オーケストラの招きで「愛の都市、平壌・上海・ソウル」というテーマで行われました。
韓国からは、「リンデンバウム・フェスティバル・オーケストラ」の音楽監督でバイオリニストのウォン・ヒョンジュンさん、北韓からはソプラノのキム・ソンミさんがそれぞれ出演しました。
ウォンさんは、サラサーテ作曲のバイオリン曲「チゴイネルワイゼン」を演奏し、キムさんは、伝統民謡の「アリラン」とプッチーニのオペラを歌いました。
また2人は、ドボルザーク作曲の「ジプシー歌曲集」から歌曲「母が教えてくれた歌」の共演も行いました。
キムさんは、「南北合同で公演ができ、意義深い。民族のため、平和のため、一緒に最善を尽くしていきたい」と述べ、ウォンさんは、「われわれは音楽をともにすることで、互いへの理解がより深まるだろう」と語りました。
今回の公演は、ウォンさんとキムさんが 去年11月、中国北京で「南北オーケストラの結成および国際都市巡回演奏」の了解覚書を締結したことで、実現しました。
南北は去年12月、済州島での南北芸術祭の開催計画を進め、統一部から行事の開催やキムさんの韓国訪問の承認を受けましたが、内部事情により実現されませんでした。
代わりに今回、上海シティー・シンフォニー・オーケストラとの共演を通じて南北交流が進んだことになります。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >