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新ハヌル原発3、4号機 今週着工 前政権の脱原発から反転

Write: 2023-06-13 14:25:02

Thumbnail : YONHAP News

前政権で建設が白紙に戻された新ハヌル原発の3号機と4号機は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の原発推進政策に基づき、今週中にも基礎工事が始まります。 
 
産業通商資源部は12日、新ハヌル原発の3、4号機の建設に関する実施計画を承認しました。
 
慶尚北道(キョンサンブクト)蔚珍(ウルチン)郡に1400メガワット級の原発2基を建設する内容で、およそ11兆7000億ウォンの工事費が投じられます。
 
3号機は2032年、4号機は2033年の完成を目指します。
 
新ハヌル原発の3、4号機の建設は、2017年に当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権の脱原発政策により白紙に戻され、許認可手続きもストップしていましたが、現政権は脱原発政策の廃止を決定し、環境アセスメントなど建設再開のための手続きを進めてきました。
 
今回、実施計画が承認されたことで、16日から整地作業が行われることになりました。
 
原子力安全委員会の建設許可が出れば、原子炉の基礎掘削など本格的な工事が始まります。
 
政府は、古里(コリ)2号機など、2030年までに設計寿命を迎える10基の原発を引き続き稼動させる計画も推進しています。
 
実現すれば、現在稼働中の25基に加え、建設中の3基、そして今回承認された2基の、合わせて30基の原発が稼働することになり、原発発電量は現在の2万4000メガワットから2030年半ばには3万1000メガワットを超えることになります。


2023年6月22日修正

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