メニューへ 本文へ
Go Top

北韓の金与正氏 飛しょう体めぐる韓国の評価に反発

Write: 2022-12-20 13:30:08

Thumbnail : YONHAP News

北韓が偵察衛星の試験だと主張する18日の飛しょう体の発射について、韓国の一部の専門家が「粗悪な水準」と評価したことをめぐり、北韓の金与正(キム・ヨジョン)党副部長は強く反発しました。 
 
金副部長は20日、談話を発表し、韓国の専門家が試験発射は「粗悪な水準」で「欺瞞活動の可能性がある」と分析したことを強く批判しました。
 
談話のなかで金副部長は、労働新聞に掲載した衛星の写真は、仮の機材で撮ったもので、この品質を基に衛星技術のレベルを分析するのは軽率だと指摘しました。
 
金副部長はまた、北韓が衛星と偽って長距離ロケットの試験発射を行っているのではないかという分析について否定したほか、過去に、韓国軍が北韓のミサイルの発射地点を間違って発表した事例を挙げながら、韓国軍を批判しました。
 
また、北韓はICBM=大陸間弾道ミサイルの中核技術である大気圏再進入の技術を確保できていないという分析についても、「そのうちわかるだろう」と威圧しました。
 
さらに、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の掲げる非核化に向けたロードマップ「大胆な構想」についても、「荒唐な妄想」だと主張しました。
 
一方、韓国の統一部は、金副部長の談話について、北韓の反応に一喜一憂せず、「大胆な構想」を推進していくと明らかにしました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >