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尹大統領 釜山寄港のアメリカ戦略原子力潜水艦を視察

Write: 2023-07-20 10:13:58

Thumbnail : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、釜山(プサン)に寄港したアメリカの戦略原子力潜水艦「ケンタッキー」を視察し、韓米同盟に基づくアメリカの拡大抑止の強化を強調しました。  
 
尹大統領は19日午後、釜山にある海軍の作戦司令部を訪れ、「アメリカの戦略原子力潜水艦に友好国の大統領が乗り込むのは初めてだと聞いている。拡大抑止の実行力の強化に向けた韓米両国の意志を明確に示すものだ」と語りました。
 
尹大統領は、前日の18日に開かれた韓米の核協議グループの初会合について触れ、「韓米は核資産と非核資産を組み合わせた核作戦の共同企画と実行を議論し、韓半島周辺へのアメリカの戦略資産の配備の可視性を高めていくことにした」と説明しました。
 
また、「これを通じて、北韓が核による挑発を夢にも思わないようにし、北韓が挑発すれば、政権の終焉につながることを明確に警告した。韓米両国は今後も、核協議グループや戦略原子力潜水艦など、戦略資産の定期的な展開を通じて、高度化する北韓の核ミサイルの脅威に圧倒的で決然と対応していく」と強調しました。
 
原子力潜水艦「ケンタッキー」は、アメリカ最大のオハイオ級で、核弾頭を載せたSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを最大24基搭載できます。
 
アメリカの国家安全保障会議でインド太平洋を担当するキャンベル調整官は18日、核協議グループの初会合後の共同記者会見で、韓国に寄港したことを明らかにしています。
 
キャンベル調整官は、「実質的協議が行われた日に、アメリカの原子力潜水艦が釜山を寄港したのは、韓半島の平和と安定への貢献だけでなく、核抑止への継続的な信頼強化の意志を示す一連の活動だ」と説明しています。
 
アメリカの原子力潜水艦が韓国に寄港したのは1981年以降、42年ぶりです。

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