南極のテラ・ノバ湾に、氷河、隕石、オゾン層などの研究を進める韓国第2の研究基地が完成しました。
この第2研究基地は、最大60人が居住することができ、氷点下40度、秒速65メートルの強風にも耐えられるようになっていて、9世紀に北東アジア地域の海上貿易を掌握したとされる張保皐(チャン・ボゴ)にちなんで、張保皐基地と名付けられました。
今後は、これまでの世宗基地で、海洋の環境や沿岸の生態系の研究を進め、新たな張保皐基地では、氷河、隕石、オゾン層などの研究を進めることになります。
張保皐基地では、最終点検を経て、3月から本格的な研究活動がスタートします。
韓国はこれで、南極に複数の研究基地を保有する10番目の国になりました。