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迎恩門と独立門

2019-11-30

KBS WORLD Radio

迎恩門」の跡。1896年に上部の扁額が取り壊され、柱の礎石だけが残った。

もともとは、ソウルを取り囲む城壁の西の出口、西大門「敦義門」近くの街道沿いにあった「慕華楼」(北京からの皇帝の勅使をもてなす迎賓館)の正門として1536年に建てられた。


西大門独立公園にある「独立門」 

1897年、民間組織「独立協会」を中心に民間の寄付金で建造された。

「自主独立」を成し遂げるという意味で中国への従属の象徴だった「迎恩門」を破壊した跡地に作られた。


中国からの勅使をもてなした迎賓館「 慕華楼」 

1896年に民間組織「独立協会」に買い取られ、「独立館」と名前を改めた。

現在は独立功労者3000人あまりの名札を並べて顕彰する記念館となっている。


国王の行幸を描いた図(国立古宮博物館所蔵) 

中国からの勅使を出迎える儀式のため国王が迎恩門まで行き来する際も、

数千の兵士が護衛する行列となった


「独立門」建設当時の写真 

中央後ろに見える建物が慕華楼


独立門のすぐそばにたつ徐載弼(ソ・ジェピル)の銅像 

1884年20歳のとき甲申政変に参加後、アメリカに亡命。

1895年帰国したあと、独立協会を設立。

自主独立と近代政治制度の導入を訴える活動に従事した。 


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