ニュース
- 南北合同チーム 初の練習試合
-
平昌冬季オリンピックの開幕を5日後に控えた4日、アイスホッケー女子の南北合同チームはスウェーデンチームと初めての練習試合に臨みました。
合同チームは韓半島が描かれたユニホームを着用、ベンチ入りしたメンバー22人のうち北韓の選手は4人でした。
試合は1-3で敗れましたが、競技場を訪れた3000人余りの観衆は「統一旗」を振って熱い声援を送りました。
この日、競技場の外では保守系団体と進歩系団体の集会がともに開かれ、南北合同チーム結成に反対する保守系団体は金正恩労働党委員長の写真を踏み付けるなどして抗議しました。
南北合同チームは10日のオリンピック初試合でスイスと対戦します。
-
2018-02-05
ニュース
- 北韓芸術団チケット 競争率468倍
-
平昌冬季オリンピックに合わせてソウルと江陵で北韓の芸術団が公演することになりましたが、無料チケットの申請者は15万6000人を上回りました。
韓国統一部は、チケットは無料とすることを決め、2~3日にかけてインターネットサイトで申請者を募りましたが、合わせて15万6232人が応募しました。
北韓の芸術団の公演を観覧する機会は滅多にないこともあって、競争率はソウル公演468倍、江陵公演は139倍に上りました。
統一部は5日午後に抽選を行い、530人にそれぞれ2枚ずつチケットを配布することにしています。
北韓の芸術団は8日に江陵の江陵アートセンターで、11日にはソウルの国立中央劇場で公演します。
-
2018-02-05
ニュース
- 序列2位の金永南氏 五輪開会式に出席
-
北韓は平昌冬季オリンピックに金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長を派遣することが分かりました。
韓国統一部によりますと、北韓は4日夜、金永南最高人民会議常任委員長を団長とする高官代表団3人を9~11日まで韓国に派遣すると通知してきたということです。
代表団3人のほか関係者18人も派遣するということです。
代表団3人のうち金永南最高人民会議常任委員長を除く2人については明らかになっていません。
金永南氏は国会にあたる最高人民会議の常任委員長を務め、対外的な国家首班の役割をしています。
代表団は9日に開会式に出席し、10日にはアイスホッケー女子の南北合同チームの試合を観戦する予定です。
アメリカのペンス副大統領も開会式に合わせて韓国を訪れる予定で、米朝の接触が実現するかどうかに関心が寄せられています。
-
2018-02-05
ニュース
- 金永南氏を韓国に派遣 日米との接触も考慮か
-
北韓が平昌冬季オリンピックに金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長を団長とする高官級代表団を韓国に派遣することが決まりました。
北韓の高官代表団は9~11日まで韓国にとどまる予定で、文在寅大統領と会談する可能性が高く、レセプションなどでアメリカのペンス副大統領や日本の安倍晋三首相と接触する可能性もあり、関心が寄せられています。
当初、事実上のナンバー2とされる崔竜海(チェ・リョンヘ)労働党副委員長を派遣するのではないかとされていましたが、 金永南氏が代表団の団長に決まった背景に関心が寄せられています。
最高人民会議常任委員長は北韓の憲法上の国家首班ということもあり、アメリカからペンス副大統領が韓国を訪れることから格を合わせる意味があったとの指摘もあります。
また、金永南氏は核やミサイル開発とは直接的な関係がなく、アメリカのペンス副大統領との接触を念頭に国連などの制裁リストに入っていない金永南氏を選んだのではないかとする指摘もあります。
ということもあって、北韓が金永南氏を派遣することにしたのは、形式に関係なく何らかの形でアメリカとの接触を実現させる狙いがあると受け止められています。
高麗大学統一外交学部教授の南成旭(ナム・ソンウク)さんは、アメリカのぺンス副大統領や日本の安倍晋三首相と接触するために格を合わせる意味で憲法上の国家首班の金永南氏を派遣することにしたのではないかとしています。
-
2018-02-05
ニュース
- 北韓芸術団本隊 6日、万景峰号で韓国入りへ
-
平昌(ピョンチャン)オリンピックにあわせて韓国の江陵(カンヌン)とソウルで公演する北韓芸術団の先発隊23人が5日、陸路を通じて韓国入りしたのに続いて、本隊140人は6日、当初予定していた陸路ではなく貨客船「万景峰号」で韓国入りする計画であることがわかりました。
統一部が5日明らかにしたところによりますと、「北韓は三池淵(サムジヨン)管弦楽団の団員140人を貨客船の万景峰号で韓国に送り、船内で寝泊りする計画を伝えてきた」ということです。
北韓は、2002年の釜山アジア大会でも、応援団を万景峰号で派遣しています。
万景峰号の入港については、2010年以降、韓国政府が北韓への独自制裁措置の一環として禁止していますが、統一部の当局者は「オリンピックを成功させるという観点から、例外措置として検討している」ことを明らかにしました。
-
2018-02-05
ニュース
- スウェーデンと強化試合へ 南北合同チーム
-
平昌(ピョンチャン)オリンピックに向けて韓国と北韓が結成したアイスホッケー女子の南北合同チームは、4日午後6時から仁川 (インチョン)の仙鶴(ソンハク)競技場で、スウェーデンとの強化試合に臨みます。
南北合同チームの強化試合は初めてで、オリンピック史上初の南北合同チームであるだけに高い関心が寄せられています。
南北は、先月20日にアイスホッケー女子の南北合同チームを結成することで合意し、北韓の選手らが先月25日に韓国入りし、韓国の選手と合流して練習を続けてきました。
合同チームは、南北の選手らが呼吸を合わせるための練習時間が絶対的に足りないだけに、今回の強化試合が、世界ランキング5位の強豪スウェーデンを迎えて戦略を練る良いチャンスになるものとみられています。
スウェーデンは、平昌オリンピックの1次リーグ第2戦で対戦する相手でもあります。
南北合同チームは、韓国の選手23人と北韓の選手12人の合わせて35人ですが、試合に出場できるのは22人と決められています。この枠の中に北韓の選手を少なくても3人入れることに南北が合意しているため、どのようなラインナップになるかにも注目が集まっています。
南北合同チームは、今月10日に江陵(カンルン)ホッケーセンターで、まずスイスとの1次リーグ初戦を戦います。
-
2018-02-03
ニュース
- 韓国の歌も多数 北韓芸術団の公演
-
平昌(ピョンチャン)オリンピックの開催を祝って、北韓の芸術団が江陵(カンヌン)とソウルで行う公演には、韓国の歌も多く入っているもようです。
統一部が2日、明らかにしたところによりますと、北韓は、韓国側が提案していた公演の名称と時間、場所に同意すると、2日夜、通告してきました。また公演の具体的な中身は後で連絡してくるが、韓国の歌が多数含まれていると伝えてきたということです。
韓国側は、北韓芸術団の公演名称について「平昌冬季オリンピック・パラリンピックの成功を祈る三池淵(サムジヨン)管弦楽団の特別公演」とすることを提案したほか、公演の時間と場所については、開会式前夜の2月8日午後8時から江陵アートセンター師任堂(サイムダン)ホールで、2月11日午後7時からソウルの国立劇場ヘオルム劇場で、それぞれ90分ずつ公演することを提案していました。
北韓芸術団のチケットは2日正午から3日正午にかけての24時間に抽選で無料配布されており、チケットへの応募をインターネットとモバイルサイトで受け付けたところ、1060人定員の公演に応募者が6時間で10万人も集まるなど爆発的な人気を得ていて、国民の高い関心が浮き彫りとなっています。
-
2018-02-03
ニュース
- 韓米首脳が電話会談 平昌五輪成功に向けて協力
-
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日夜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し、9日に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会の成功に向けて協力していくことで一致しました。
トランプ大統領は、文大統領が就任後初めて主催する大規模な国際行事である、平昌オリンピックが成功することを祈ると述べました。
これに対して文大統領は、「平昌オリンピックをきっかけに南北対話が、韓半島の平和に継続的に貢献することを望む。アメリカのペンス副大統領が開会式に出席することが、重要な転機になることを希望する」と述べ、ペンス副大統領の派遣に感謝の意を示しました。
トランプ大統領は、「3~4週間前までは、多くの国がオリンピックへの参加をためらっていたが、いまは何も恐れることはない。オリンピックの成功と安全を祈願し、韓国と100%ともにする」と約束しました。
一方、両首脳は、北韓の人権状況を改善する重要性についても協議し、脱北者の支援などを念頭に人権問題に協力して取り組んでいくことを確認しました。
トランプ大統領はこの日、脱北者6人を大統領執務室に招いて面会し、アメリカが脱北者を支援していく姿勢を鮮明にしました。
-
2018-02-03
ニュース
- 文大統領 安倍首相と平昌で首脳会談へ
-
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック開会式に出席する予定の安倍晋三首相と、オリンピック開催地の江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)で首脳会談を行います。
外交部の当局者が2日、平昌オリンピックに合わせて韓国を訪問する14か国・機関の首脳級要人と文大統領の外交日程に関する会見で明らかにしました。
それによりますと、8日、アメリカのペンス副大統領、中国共産党の韓正・政治局常務委員とは、それぞれ、大統領府青瓦台で会談します。
オリンピック開会式が開かれる9日には、まず、江原道・江陵(カンヌン)でアントニオ・グテーレス国連事務総長で昼食を共にしながら会談したあと、開会式が開かれる平昌に移動し、安倍首相と会談します。
平昌オリンピックに合わせた韓日米会談については、「安倍首相が襄陽(ヤンヤン)国際空港から韓国入りするため、ソウルで会談を行うのは難しいだろう。開会式の前に開かれる歓迎レセプションで自然に会うことができると予想している」と述べました。
開会式当日は首脳級の来賓のために、ソウルと現地をノンストップで結ぶ特別列車を運行する予定だということです。
外交部の当局者は、「2012年の核安全保障サミット以来、最も多くの首脳が韓国を訪問する。バンクーバー・オリンピックや2002年の韓日共催サッカーワールドカップに比べても多い」と説明しました。
-
2018-02-02
ニュース
- 米、平昌五輪訪問団リスト発表
-
アメリカ大統領府ホワイトハウスが、1日(現地時間)、2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに韓国を訪問するアメリカの高官級代表団のリストを公開しました。
この代表団は、平昌冬季オリンピックの開会式に出席し、競技の観戦もする予定です。
マイク・ペンス副大統領が団長を務めるこの代表団には、エド・ロイス下院外交委員長、ヴィンセント・ブルックス在韓米軍司令官、ジェームス・サーマン前在韓米軍司令官、マーク・ナッパー駐韓アメリカ大使代理、2002年ソルトレイクシティ冬季オリンピックのフィギュアスケート女子金メダリストのサーラヒューズさんなどが含まれいます。また、副大統領夫人のカレン・ペンスさんも同行します。
このリストの中には含まれていませんが、トランプ大統領の家族が閉会式に出席する可能性もあるとされています。リスト発表に先立ち、トランプ大統領の長女のイヴァンカ・トランプ大統領補佐官やメラニア・トランプ大統領夫人が代表団に含まれる可能性も出ていました。
トランプ大統領は、去年11月訪問の際、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談で、平昌冬季オリンピックに家族を参加させたいとし、先月のはじめに行った文大統領との電話会談でも、平昌オリンピック期間中に家族を含む高官級代表団を派遣するという立場を再確認しています。
-
2018-02-02
ニュース
Go Top