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平昌五輪 入国者管理に総力
韓国法務部はオリンピック期間中に入国者の管理をさらに厳しくすることにしました。 法務部は2012年1月から入国者の顔写真や指紋などの情報を取得してデータベース化していて、2015年からはこうしたデータを統合して入国者の身元を特定するシステムを取り入れています。 その結果、2015~17年までの3年間、不法滞在で自国に強制送還された人が第三者名義のパスポートを使って再入国するるケース4790件余りを摘発しています。 法務部の関係者は、オリンピックを控えて昨年7月から国家情報院と協力してテロ容疑者などが第三者名義のパスポートで入国するケースに備えているなど、入国者の管理に総力を傾けているとしました。
2018-01-22

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大統領の支持率 2週連続で下落
文在寅大統領の支持率が2週連続で下がり、過去最低の水準に近づきました。 世論調査機関リアルメーターが15~19日に全国の成人男女2509人を対象に行った調査で、文在寅大統領の支持率は前の週より4.6ポイント下がり、66.0%でした。 昨年9月第3週の調査では、北韓の6回目の核実験の影響で就任後最低の65.6%まで支持率が下がりましたが、今回2番目に低い支持率となりました。 文在寅政権の政策を支持しないとする否定的な意見は29.3%で、前の週より5.5ポイント増えました。 リアルメーターは支持率が2週連続で下がっていることについて、北韓の平昌オリンピックへの参加、仮想通貨取引所の廃止検討、李明博元大統領と関連した疑惑の捜査など、多様な条件が支持率下落につながったと説明しています。 一方、政党支持率は与党「ともに民主党」が48.3%で6週ぶりに40%台に下がりましたが、依然としてトップで、次いで「自由韓国党」18.1%、「国民の党」5.9%、「正しい政党」5.7%、「正義党」5.4%の順でした。
2018-01-22

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名誉記者団 冬季五輪広報へ
海外文化広報院の「コリアネット名誉記者団」が23日に結団式を行い、本格的な活動を始めます。 記者団は韓国人だけでなく韓国に関心がある外国人が加わり、55カ国の270人余りで構成されています。 多国語ポータルサイトの「コリアネット」と「コリアブログ」で韓国と関連したニュースを伝えますが、平昌冬季オリンピックを控えていることもあって、まずはオリンピック関連のニュースを集中的に伝えるということです。 これまでの記者団は英語で韓国関連ニュースを伝えていましたが、ことしの記者団は英語だけでなく中国語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、アラブ語、ベトナム語の9カ国語でニュースを伝えます。 記者団に加わっている毎日新聞の記者、和田崇さんは、「韓国の芸能や文化などの魅力を日本に伝えたい」と語りました。
2018-01-22

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平昌の聖火 江原道に到着
平昌冬季オリンピックの聖火が開催地の江原道に到着しました。 聖火は昨年11月に仁川国際空港に到着、全国各地を回り、21日に非武装地帯に近い江原道鉄原郡に到着しました。 江原道の最初のランナーは女子高生の陸上選手のイ・ヘインさんでした。 江原道では1200人余りのランナーが参加して818キロの区間を回り、来月9日には開会式が行われる「オリンピックプラザ」がある平昌に到着します。
2018-01-22

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南北先遣隊、今週相互訪問へ 平昌五輪
韓国と北韓は、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開催に先立って、準備のため相互に訪問する予定の先遣隊の参加者リストや日程の調整を進めていますが、近く、詳細が決まるものとみられます。 統一部によりますと、北韓で開かれる文化イベントと、スキー代表選手の共同訓練の準備のため、北韓を訪問する予定の韓国側の 先遣隊リストと日程を韓国側が19日伝えたところ、北韓は21日、同意したということです。 これで統一部のイ・ジュテ交流協力局長率いる12人の韓国側先遣隊は、陸路で北韓に入り、今月23日から25日までの間、金剛山(クムガンサン)と馬息嶺(マシクリョン)スキー場を訪問し、イベントや訓練の準備を行うことが決まりました。 一方、北韓は、北韓体育省のユン・ヨンボク副局長率いる8人の北韓側先遣隊を、25日から27日までの間、韓国に派遣したいという内容の通知文を21日、韓国に送っています。 これについて韓国政府は、近日中に北韓に返事を送る予定で、現時点では北韓の通知内容がそのまま受け入れられる可能性が高く、近いうちに南北の先遣隊の訪問日程の詳細が決定するものとみられます。
2018-01-22

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「北韓の五輪参加決定は平和構築の土台」 青瓦台
北韓の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック参加方法の詳細が、IOC=国際オリンピック委員会で決まったことについて、大統領府・青瓦台は、オリンピックを通して平和を実現するための大事な土台が築かれたという見解を示しました。 IOCは、20日、平昌冬季オリンピックで南北が合同チームを結成することになったアイスホッケー女子で、韓国から23人、北韓がら12人の合わせて35人を合同チームとして結成することを決めました。 また、平昌オリンピックに参加する北韓の代表団の人数については、代表選手22人、コーチなどスタッフを含む関係者24人の46人に決定しました。 これについて青瓦台の関係者は、今回のIOCの決定は、オリンピックを通して平和を実現するための大事な土台となると高く評価しました。 また、南北で合同チームを結成することは、平昌オリンピックに北韓が参加することにおいて必要なことだと説明しました。 さらに、南北合同チームの結成によって韓国側の代表選手が不利益を被らないよう最善を尽くすとともに、オリンピックをきっかけに始まった南北間の和解ムードが韓半島の平和につながるよう今後も取り組んでいく考えを示しました。
2018-01-22

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五輪出場の北韓選手 当初の予想上回る
平昌冬季オリンピックに北韓が派遣する「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏ら事前視察団が21日、韓国を訪れました。 一行は当初20~21日の2日間の日程で韓国を訪れる予定でしたが、北韓側が19日に突然中止を通告、その後、再び訪問を通知してきて、結局は1日遅れの訪問となりました。 北韓側が突然中止を通告してきたのは、北韓選手団の構成などを協議する国際オリンピック委員会の会合で主導権を握る狙いがあったとされています。 国際オリンピック委員会は20日にスイスのローザンヌで開かれた会合で、平昌冬季オリンピックのスキー、アイスホッケー、スケートの3競技10種目に北韓選手22人が参加することを認めました。 役員を合わせると選手団は46人となります。 関心が寄せられたアイスホッケー女子の南北合同チームは、当初の予想を上回り、北韓選手12人が加わることが決まり、毎試合北韓選手が少なくとも3人以上出場します。 選手団46人に加えて、芸術団140人余り、応援団230人余りも期間中韓国を訪れる予定で、パラリンピックまで合わせると北韓が派遣する代表団は617人となります。 国際オリンピック委員会の会合では、開会式と閉会式の合同入場の際の国名を「コリア(Korea)」とすること、合同入場するときと南北合同チームは国旗ではなく「韓半島旗」を使い、国歌の代わりに「アリアン」を使うことも決まりました。 一方、韓国統一部の関係者ら12人が23日から3日間の日程で北韓を訪問し、南北のスキー選手が合同練習を行う馬息嶺(マシンニョン)スキー場と合同の文化行事が開催される金剛山地域の事前調査を行います。 25日には北韓側の事前調査団が3日間の日程で韓国を訪れます。
2018-01-22

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北韓の視察団 南山国立劇場を視察
平昌冬季オリンピックに北韓が派遣する「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏ら事前視察団の一行は22日、江陵から高速鉄道KTXでソウルに移動し、南山国立劇場や奨忠体育館、世宗文化会館など、公演場として候補にあがっている場所を訪れます。 一行は21日に韓国入りし、江陵では黄永祚(ファン・ヨンジョ)記念体育館や江陵アートセンターなどを見て回りました。 一方、北韓の事前視察団の一行がソウル駅に到着した22日午前、ソウル駅前広場では保守系市民団体の反対集会が開かれました。 大韓愛国党の関係者は21日午前11時に記者会見し、北韓は平昌冬季オリンピックを体制の宣伝のために利用していると指摘したうえで、韓国の国旗を使わず正体不明の「韓半島旗」を掲げて合同入場したり、大規模応援団を受け入れるのは、オリンピック成功に向けた努力に水を差す行為だと批判しました。 集会参加者らは、金正恩労働党委員長の肖像画や北韓の国旗を燃やす火刑式を行いました。
2018-01-22

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北韓芸術団の公演 チケット販売しない
平昌冬季オリンピック期間中に北韓の「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」がソウルと江陵で公演することになりましたが、チケットを販売する計画はないことが分かりました。 文化体育観光部の報道官は22日の記者会見で、「チケットを販売する計画はなく、基本的には招待券を配布することになるだろう」としました。 ただ、どういった形で招待券を配布するかについては、「公演場や具体的な公演内容が確定したあとで決めたい」としました。 北韓の事前視察団のソウルでの日程については、国立劇場や世宗文化会館など、公演場として候補にあがっている場所を訪れる予定だとしました。 北韓と関連した業務は基本的に統一部が管掌しますが、北韓の視察団の韓国訪問の目的は公演場などの事前調査ということもあって、文化体育観光部の関係者が北韓視察団の案内に協力しているということです。
2018-01-22

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北韓の視察団が韓国入り 江陵・ソウル下見へ
北韓の芸術団の事前視察団が21日、陸路、韓国入りしました。 統一部によりますと、北韓の芸術団は平昌オリンピックに合わせて江原道江陵(カンヌン)とソウルで公演を行うために事前に下見をすることになり、視察団が、21日午前9時前、車で軍事境界線を越えて韓国入りしました。 一行は、三池淵(サムジヨン)管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長らで、京畿道坡州(パジュ)市にある南北出入事務所で手続きをしたあと、バス2台でソウル駅に向かい、ソウル駅から高速鉄道のKTXに乗って江陵に向かいました。 陸路での南北の行き来は、一昨年2月に開城工業団地の操業停止以来初めてのことです。 視察団は、22日にかけて江陵とソウルの公演会場などを見て回り、日程などについて韓国側と協議します。 北韓は、20日に予定していた視察団の派遣を前日夜になって中止しましたが、20日になって、翌21日の派遣を改めて伝えてきました。しかし1日延期した理由は説明していないということです。
2018-01-21

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