ニュース
- 平昌五輪の入場券販売 70%に迫る
-
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの組織委員会は19日、オリンピックの観戦入場券の販売枚数が全体の69.7%に達し、今週末にも70%を超えるとみられると発表しました。
競技別にみますと、男子フィギュアスケート、女子アイスホッケーの韓国戦、カーリングのミックスダブルスは、全部売り切れました。またアルペンスキーとショートトラックはすでに80%を超えています。
一方、パラリンピックの入場券の販売率も19日、すでに70%を超えました。
-
2018-01-20
ニュース
- 聖火リレー 軍事境界線近くは自転車で
-
平昌(ピョンチャン)オリンピックの聖火リレーが、19日から、韓半島を南北に隔てる軍事境界線近くを自転車で巡るコースに入りました。
自転車による聖火リレーは、二つの輪で走る自転車のように、南北が分断の痛みを乗り越えて平和なオリンピックを実現させようという願いが込められています。
聖火をかかげた自転車隊は、19日朝、軍事境界線に近い京畿道坡州(パジュ)市にある南北出入事務所を出発し、26日にかけて京畿道と江原道の軍事境界線沿いの122キロを走って、7か所に置かれた聖火台をリレーします。
この自転車聖火リレーには、非武装地帯で任務についている韓国軍兵士や、韓国戦争に参戦した元韓国軍兵士や元国連軍兵士らも参加します。
-
2018-01-20
ニュース
- 韓国への下見を突然中止 北韓芸術団
-
北韓は、平昌(ピョンチャン)オリンピックに芸術団を派遣するのにあたって、20日に視察団を韓国に送ってくる予定でしたが、急きょ取りやめました。
北韓は、平昌オリンピックに合わせて140人規模の三池淵(サムジヨン)管弦楽団を派遣し、ソウルと江陵(カンヌン)で公演を行うことにしています。
北韓は19日午前、この事前準備のために、三池淵(サムジヨン)管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏を団長とする7人の視察団を20日、21日の2日間、韓国に派遣すると伝えてきましたが、19日夜になって突然、派遣中止を韓国側に伝えてきました。
中止の理由はわからないということで、統一部で確認を急いでいます。
-
2018-01-20
ニュース
- フィギュアの北韓ペア 平昌前に台湾での大会に出場へ
-
北韓のフィギュアスケートのペアで唯一、平昌オリンピックへの出場権を獲得している、リョム・テオクとキム・ジュシクのペアが22日、台湾で行われる四大陸選手権にも出場します。
北韓のフィギュアスケートチームは20日、北京経由で台湾入りするものとみられます。
北韓選手団は、北京の空港で取材する韓国メディアに対して、「台湾での四大陸選手権のプログラムと、平昌オリンピックでのプログラムは同じ」と話しており、
今回の大会がオリンピック前の最終リハーサルになるものとみられています。
-
2018-01-20
ニュース
- 北韓の五輪参加が確定 3競技に選手22人
-
来月、開かれる平昌冬季オリンピックで、北韓は3つの競技に合わせて22人の選手が出場することが正式に決まりました。
国際オリンピック委員会(IOC)は20日、スイスの本部で、IOCと韓国、北韓、大会組織委員会による4者協議を開き、平昌オリンピックへの北韓の参加方法などを決めました。
IOCのバッハ会長によりますと、アイスホッケー女子で南北合同チームを結成するのを含めて、フィギュアスケートのペア、ショートトラック男子、スキーのアルペンとクロスカントリーの3つの競技の5つの種目に選手22人、役員24人の、合わせて46人の選手役員団を派遣することになりました。
また開会式では、韓半島を描いた「統一旗」を掲げて「コリア」の名前で合同入場行進することも認められました。
北韓の冬季オリンピックへの参加は2010年バンクーバー以来、2大会ぶりです。
-
2018-01-20
ニュース
- 北韓芸術団の韓国下見 21日に派遣へ
-
北韓は、平昌(ピョンチャン)オリンピックに芸術団を派遣するのにあたって、視察団を予定より1日遅らせ、21日に韓国に派遣することになりました。
事前視察団は、20日に派遣される予定でしたが、北韓は19日夜になって突然中止すると、韓国側に伝えてきました。
しかし北韓は20日午後、韓国側に再び「視察団を21日、京義線陸路で派遣する」と伝えてきたということです。
20日の派遣中止の理由には触れませんでした。
北韓は、平昌オリンピックに合わせて140人規模の三池淵(サムジヨン)管弦楽団を派遣し、ソウルと江陵(カンヌン)で公演を行うことにしています。
-
2018-01-20
ニュース
- マクロン仏大統領と電話会談 文在寅大統領
-
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、18日夜、フランスのエマニュエル・マクロン大統領と電話で会談し、平昌(ピョンチャン)オリンピックを成功させるための両国の協力について話し合いました。
電話会談は、夜7時20分から30分間行われ、文在寅大統領はマクロン大統領に平昌オリンピックへの北韓の参加を巡る南北会談の結果などを説明し、今回のオリンピックが平和な雰囲気の中で成功裏に開催されるよう準備していると説明しました。
そして文大統領は、「今回の南北対話と北韓のオリンピック参加が、南北関係を改善し、韓半島の緊張を緩和するきっかけとなることを期待している。ひいては、北韓の核問題の解決に向けた対話につながることを望んでいる」と述べました。
そして、フランスが北韓の核問題の解決に積極的に協力してきたことについて感謝の意を表し、両国がこれからも北韓の核問題の平和的解決と韓半島の平和定着のために協力したいと提案しました。
大統領府青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官によりますと、これについてマクロン大統領は、文大統領が韓半島と世界の平和のために積極的に取り組んできたことを評価し、今回の南北対話を歓迎したということです。
マクロン大統領は、また、韓国政府の韓半島政策を支持するとし、今後韓半島で緊張が高まることを防ぎ、北韓の核問題を解決するために必要な役割と貢献を続けたいと述べました。
そして、北韓のオリンピック参加を歓迎するとともに、平昌オリンピック・パラリンピックが韓半島と全世界の平和なオリンピックとして成功することを祈ると述べました。
文大統領は、マクロン大統領に平昌オリンピック・パラリンピックへの出席を要請し、マクロン大統領は、感謝の意を示して検討すると述べました。
-
2018-01-19
ニュース
- 平昌五輪での北韓参加は4種目か 李熙範組織委員長
-
北韓は、平昌(ピョンチャン)オリンピックで、フィギュアスケートのペアとアイスホッケー女子に加えて、アルペンスキー、クロスカントリースキーにも出場する見通しです。
平昌オリンピック組織委員会の李熙範(イ・ヒボム)委員長は、オリンピックに出場する北韓選手の参加種目について、南北のスポーツ担当者が17日の会談で合意したことを、スイスに向けて出発する仁川空港で18日、明らかにしました。
それによりますと北韓選手の参加に南北が合意したのは、フィギュアスケートのペアとアイスホッケー女子、アルペンスキー、クロスカントリースキーの4種目になったということです。
北韓は1964年インスブルック大会にクロスカントリー選手4人、1992年アルベールビル大会にアルペンスキー選手2人とクロスカントリー選手4人が出場しています。
李委員長は、「南北が合意しても、オリンピックに参加する北韓の選手の数などは、全面的にIOCの決定に従わなければならない」と述べ、参加する北韓の選手数は明らかにしませんでした。
李委員長は、北韓の平昌オリンピック参加について協議するため、20日にスイス・ローザンヌで開かれるIOC=国際オリンピック委員会と韓国と北韓の国内オリンピック委員会、大会組織委員会による4者会談に出席します。
北韓の選手団の最終的人数は、この4者会談で決まります。
-
2018-01-19
ニュース
- 平昌開会式前日に軍事パレード 北韓が計画
-
北韓は、平昌(ピョンチャン)オリンピック開会式の前日に、平壌(ピョンヤン)で軍事パレードを行う動きをみせていることがわかりました。
韓国政府関係者が18日、明らかにしたところによりますと、北韓は、2月8日に平壌の飛行場に1万2000人の軍隊と軍事車両50台程度を集めて、軍事パレードの準備をしているもようです。
2月8日は、北韓が正規軍を創設したとされる日ですが、平昌オリンピックの開会式前日にもあたります。
これについて、韓国の日刊紙、東亜日報は、北京の北韓大使館が各国大使館に送った公文書を入手していて、この公文書には、各国大使館の関係者を2月6日から10日まで平壌に招待すると書かれています。
こうした北韓の動きについて、社団法人「世界北韓研究センター」のアン・チャニル所長は、「北韓は、平和と軍事的緊張が共存する韓半島の奇妙な風景を演出して、いつでも戦争が起きる可能性があり、北韓と仲良くすべきだというメッセージを示したがっているようだ。世界の目を平昌ではなく平壌に引き寄せ、宣伝に利用しようとする可能性が高い」という見方を示しました。
北韓は1948年2月8日に朝鮮人民軍を創設していて、2015年には、この日に閲兵式を行っています。
-
2018-01-19
ニュース
- 朝鮮総連も170人の応援団か 共同通信
-
17日に行われた南北次官級協議で、平昌(ピョンチャン)オリンピックへの朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の応援活動を保障することを決めたことから、朝鮮総連が170人規模の在日コリアン応援団を派遣する計画があることがわかったと、日本の共同通信が18日、報じました。
朝鮮総連は共同通信の取材には、「南北の両当局が細部を詰めてからのことで、まだ何も言えない」としているということです。
関係者は、「北韓の参加が決まれば応援団を出すべきだとの声はあったが、具体的に動きだしたのは17日から」と述べていて、すでに朝鮮総連の各支部などを通じて募集を始めているということです。
応援団の派遣は3次に分かれ、いずれも4泊5日の予定で、開会式と閉会式を含むほぼ全ての日程に参加するということです。
現地では、北韓から訪れる230人あまりの応援団と共同行動する見通しだということです。
総連関係者の中には韓国国籍も日本国籍も取得せずに、法的には「無国籍者」に分類される「朝鮮籍」を維持している人もおり、こうした人は韓国外交部から旅行証明書の発行を受けて韓国に入国することができます。
これについて関係者は、「17日の合意にもとづく特別枠のような扱いになるのではないか」と話しているということです。
朝鮮総連は、2002年の釜山アジア大会では、440人規模の応援団を日本から送りこんでいます。
-
2018-01-19
ニュース
Go Top