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ライフスタイル

宮中チャプチェ(궁중잡채)

2010-05-26

宮中チャプチェ(궁중잡채)

チャプチェは漢字で雑菜と書き、野菜を混ぜ合わせるという意味。以前はいろいろな野菜を炒めて味付けして混ぜていただく宮中料理だった。100年前に中国から春雨が入ってきてから、春雨が入ったいまのような料理に定着した。多様な野菜と味付けした牛肉をまず炒め、春雨は熱湯でもどして味付けソースに炒めたあと、それらを合わせ混ぜていただくので、時間と手間がかかるが、それゆえにおめでたい日につくられていた料理でもある。また春雨が長いので、無病長寿を象徴し、誕生日や宴の日に欠かせない料理だったとされる。

主な材料 :
二人分
春雨150g、牛肉50g、(牛肉の味付け : しょうゆ小さじ1、黒砂糖 小さじ1、ごま油小さじ1、こしょう小さじ1/4) きゅうり300g、にんじん30g、きくらげ30g、卵 2個。

ヤンニョム(味付け) :
味付けソース : しょうゆ大さじ3、黒砂糖小さじ1、こしょう小さじ1/4、水カップ1と1/2、サラダ油大さじ4、ごま油大さじ1、ごま大さじ1


熱湯に塩を加えて春雨を3分くらいゆで、水気を切っておく。熱湯に塩を加えて春雨を3分くらいゆで、水気を切っておく。
卵は黄身と白身に分けて、それぞれ薄く焼いて千切りにする。 卵は黄身と白身に分けて、それぞれ薄く焼いて千切りにする。
きゅうりは種を除いて皮の部分だけ千切りにし、にんじんも長さをそろえて細く切る。きくらげは水でもどして千切りにする。これらをそれぞれ油を引いたフライパンで炒める。きくらげは水気があってはねるので、サラダ油ではなくごま油で軽く炒める。きゅうりは種を除いて皮の部分だけ千切りにし、にんじんも長さをそろえて細く切る。きくらげは水でもどして千切りにする。これらをそれぞれ油を引いたフライパンで炒める。きくらげは水気があってはねるので、サラダ油ではなくごま油で軽く炒める。
牛肉は千切りにし、味付けした後炒めておく。牛肉は千切りにし、味付けした後炒めておく。
分量の調味料で味付けソースをつくる。これを煮立たせて春雨を入れ、ソースが春雨に完全にしみこむまで炒め、とりだして冷ます。分量の調味料で味付けソースをつくる。これを煮立たせて春雨を入れ、ソースが春雨に完全にしみこむまで炒め、とりだして冷ます。
冷ました春雨と炒めておいた野菜、牛肉をよく混ぜ、ごま油、ごま、焼いて千切りにした黄身と白身を加えて軽く混ぜ、皿に盛り付ける。冷ました春雨と炒めておいた野菜、牛肉をよく混ぜ、ごま油、ごま、焼いて千切りにした黄身と白身を加えて軽く混ぜ、皿に盛り付ける。

☑ 春雨をゆでるときに塩を加えると味がつき、春雨がくっつかない。
☑ 野菜は必ず炒めて、最後に、炒めた牛肉と春雨と合わせ混ぜる。野菜を炒めるときに塩は加えない。
☑ チャプチェ特有の茶色は黒砂糖が決め手! 黒砂糖がなければ黄砂糖を使う。
☑ きくらげがなければ、しいたけなど他のきのこ類を使う。
☑ 春雨を味付けソースに炒めるときは、ソースが煮立ったときに春雨を入れること! 煮立つ前に入れてしまうと、春雨がのびてしまい、つやがなくなり、味も落ちてしまう。
☑ 炒めた春雨が冷めたら、他の材料と混ぜ合わせる。熱いまま他の材料と混ぜてしまうと、温度差のせいでいたんでしまう。

冷ました春雨と炒めておいた野菜、牛肉をよく混ぜ、ごま油、ごま、焼いて千切りにした黄身と白身を加えて軽く混ぜ、皿に盛り付ける。
キム・スジン院長: 韓国料理研究家

現在、韓国の味研究会理事、フード・アンド・カルチャー・コリア・アカデミー院長
韓国で初めての「映画の飲食監督」として、料理の新分野を開拓 
代表作 <霜花店(サンファジョム)−運命、その愛>、<美人図>、<王の男>、<食客>

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