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ライフスタイル

テンジャンチゲ(된장찌개)

2010-06-02

テンジャンチゲ(된장찌개)

韓国ではむかしからご飯と汁物、つまりチゲかクッをいっしょに食べていた。チゲは羹(あつもの)という言葉がルーツで、実だくさんの汁物をチゲという。
三国時代以前の文献に、女性が輿入れのときに持っていく品のうち、大豆の麹が欠かせなかったという記録がある。大豆の麹はカンジャン(しょうゆ)やテンジャンの基本となる材料で、料理の味つけに重要なものだと考えられてきたことが分かる。特にテンジャンは消化がよいので、玄米などの穀物が食べられていた当時、テンジャンチゲはよく食べられていた。その名残で、いまでも「汁物がないとご飯を食べられない」という韓国人は少なくない。

主な材料 :
1人分
テンジャン 20g、牛肉(霜降り肉の薄切り) 40g、とうがらし 2g、チョンヤンコチュ(辛い青とうがらし) 7g、しいたけ 15g、韓国かぼちゃ 30g,、豆腐 50g、長ねぎ 15g,、たまねぎ 20g、こしょう 小さじ1/4、にんにくのみじん切り 小さじ1、みりん 小さじ1。

ヤンニョム(味付け) :
だし汁の材料 : 大根 35g,、にぼし 5g、こんぶ 3センチ角1枚、水 カップ1と1/2。


大根とこんぶを水といっしょに入れて火にかけ、大根に火が通るまで煮て、だし汁をつくる。大根とこんぶを水といっしょに入れて火にかけ、大根に火が通るまで煮て、だし汁をつくる。
霜降り肉の薄切りはキッチンタオルで血などを拭いておく。霜降り肉の薄切りはキッチンタオルで血などを拭いておく。
だし汁が煮立ったらにぼしを入れる。あくは必ずとる。15分ぐらい煮たら、大根、こんぶ、にぼしは取り出す。だし汁が煮立ったらにぼしを入れる。あくは必ずとる。15分ぐらい煮たら、大根、こんぶ、にぼしは取り出す。
豆腐、韓国かぼちゃ、しいたけ、長ねぎ、たまねぎはそれぞれ四角に切り、チョンヤンコチュは1センチぐらいに切る。豆腐、韓国かぼちゃ、しいたけ、長ねぎ、たまねぎはそれぞれ四角に切り、チョンヤンコチュは1センチぐらいに切る。
だし汁にテンジャンを入れ、ねぎ以外の材料を入れたあと、韓国かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。だし汁にテンジャンを入れ、ねぎ以外の材料を入れたあと、韓国かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。
にんにくのみじん切りとみりん、こしょうを加え味を調節し、ねぎを入れてひと煮立ちさせる。にんにくのみじん切りとみりん、こしょうを加え味を調節し、ねぎを入れてひと煮立ちさせる。

☑ 霜降り肉の薄切りの代りに、ばら肉などを入れてもよい。肉ではなく、貝類やえび、かになどを入れてもおいしい。
☑ だし汁は、大根とこんぶを最初から水といっしょに入れて火にかけてつくる。
☑ にぼしを入れたあとに出るあくは、ていねいにとる。あくをとらないとにぼしの苦味や臭みが出るので、おいしいだしにならない。
☑ テンジャンをときながら入れ野菜を入れて強火で煮、煮立ったら中火にする。ある程度野菜がやわらかくなってきたら弱火にし、3分から5分煮ると、テンジャンチゲのこってりとしたおいしさが出てくる。

にんにくのみじん切りとみりん、こしょうを加え味を調節し、ねぎを入れてひと煮立ちさせる。
ジョン・へジン: 韓国料理専門シェフ

パークハイアットソウル 韓食パート長
2007年 ソウル国際料理大会 韓食創作部門 金メダル受賞
2009年 マレーシア Battle of the chefs 個人戦 銀メダル受賞、団体戦入賞
2009年 韓国飲食業観光協会 韓国代表に任命

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