メニューへ 本文へ
Go Top

ライフスタイル

クジョルパン(구절판)

2010-06-09

クジョルパン(구절판)

クジョルパンは、クジョルパンと呼ばれる、真ん中に1つ、周りに8つと、合わせて9つの仕切りがある独特な形をした器に盛られた料理のこと。真ん中には小麦粉を溶いて薄く焼いたミルジョンビョン、周りの8つには、炒めた野菜をそれぞれ盛る。ミルジョンビョンに野菜をのせて巻き、松の実でつくったたれをつけていただく。堅果類を盛った乾いたクジョルパンと、炒めた野菜や肉を盛った水気の多いクジョルパンの2つがある。最初は大根の薄切りに包んで食べられていたが、小麦が増えてきてから、ミルジョンビョンに包んで食べるようになった。王室で特に夏場に多く食べられていた代表的な料理のひとつ。

主な材料 :
二人分
春雨150g、牛ランプ100g、牛肉の味付け: しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ1、ごま油小さじ1、こしょう小さじ1/4)、しいたけ2枚、韓国かぼちゃ1個、きゅうり1本、にんじん100g、卵3個。

ヤンニョム(味付け) :
たれ:松の実大さじ2、からし小さじ2、酢大さじ2、みりん大さじ1、砂糖小さじ2、梨のおろし汁大さじ1、すりおろしたパイナップル大さじ1、塩小さじ1/4、
ミルジョンビョン(小麦粉の薄焼き):小麦粉カップ1、卵の黄身1個分、コーンスターチ小さじ1、塩小さじ1/2。


牛肉は細く切って、味付けしておく。牛肉は細く切って、味付けしておく。
しいたけは軸を取り除いて薄切りにし、3cmの長さに揃える。韓国かぼちゃは3cmに切り、ピーラーなどを使って皮をむき、千切りにする。中も同じように切って千切りにする。にんじんも千切りにする。きゅうりは表面の皮をむいて、これを3cmの長さの千切りにする。 しいたけは軸を取り除いて薄切りにし、3cmの長さに揃える。韓国かぼちゃは3cmに切り、ピーラーなどを使って皮をむき、千切りにする。中も同じように切って千切りにする。にんじんも千切りにする。きゅうりは表面の皮をむいて、これを3cmの長さの千切りにする。
切っておいた野菜と味付けしておいた牛肉を、油をひいたフライパンで強火で炒め、冷ます。 切っておいた野菜と味付けしておいた牛肉を、油をひいたフライパンで強火で炒め、冷ます。
卵は白身と黄身に分け、それぞれに塩小さじ1/8を加えよく混ぜ、フライパンに油を薄くひき、ジダン(錦糸卵)をつくる。 卵は白身と黄身に分け、それぞれに塩小さじ1/8を加えよく混ぜ、フライパンに油を薄くひき、ジダン(錦糸卵)をつくる。
冷ました黄身と白身のジダンをそれぞれ3cmの長さに細かく千切りにする。 冷ました黄身と白身のジダンをそれぞれ3cmの長さに細かく千切りにする。
ミルジョンビョンの材料を混ぜ一度こしてから、油をひいたフライパンをキッチンタオルで拭き取り、計量スプーンなどを使って流し、薄い円形にのばして焼く。ミルジョンビョンの材料を混ぜ一度こしてから、油をひいたフライパンをキッチンタオルで拭き取り、計量スプーンなどを使って流し、薄い円形にのばして焼く。
松の実などたれの材料を全部混ぜ合わせてたれをつくり、冷蔵庫で冷やす。 松の実などたれの材料を全部混ぜ合わせてたれをつくり、冷蔵庫で冷やす。
クジョルパンの器または丸い皿に、炒めた野菜や肉を色どりよく盛る。真ん中にミルジョンビョンを置き、たれを添える。クジョルパンの器または丸い皿に、炒めた野菜や肉を色どりよく盛る。真ん中にミルジョンビョンを置き、たれを添える。

☑ きゅうりは粗塩でよくもんできれいに洗う。
☑ 材料を3cmの長さに揃えて千切りにする。
☑ 野菜は強火でさっと炒め、色が変わらないようにする。
☑ 卵(ジダン)がうまく焼けないときは、コーンスターチを溶かした水を卵に加えるとうまく焼ける。
☑ 松の実のたれをつけていただくため、野菜には塩などで味付けをしない。
☑ ミルジョンビョンを焼くときは、火をあまり強くせず、フライパンの油を拭き取って焼く。
☑ ミルジョンビョンは、ほうれんそうやかぼちゃ、いちごなどで色をつけてもよい。

クジョルパンの器または丸い皿に、炒めた野菜や肉を色どりよく盛る。真ん中にミルジョンビョンを置き、たれを添える。
キム・スジン院長: 韓国料理研究家

現在、韓国の味研究会理事、フード・アンド・カルチャー・コリア・アカデミー院長
韓国で初めての「映画の飲食監督」として、料理の新分野を開拓 
代表作 <霜花店(サンファジョム)−運命、その愛>、<美人図>、<王の男>、<食客>

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >