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ライフスタイル

宮中トッポッキ(궁중떡볶이)

2010-06-16

宮中トッポッキ(궁중떡볶이)

韓国の餅、カレトックでつくった料理。カレトックは旧暦の正月にトックッ(韓国の雑煮)の材料として使われていた。トックッを食べて残ったカレトックをゆがいてやわらかくして食べられるようにした料理がトッポッキ。特に宮中トッポッキは、品質の優れた米でつくった餅を王に貢ぐ風習があったのだが、時間が経って固まってしまった餅を王においしく食べてもらおうと考案された料理。宮中トッポッキは、コチュジャンではなくしょうゆで味付けし、餅を多様な野菜と共に炒めた料理で、栗、なつめ、松の実などを加え、味と栄養に優れた高級料理といえる。コチュジャンで味付けしたおなじみの赤いトッポッキは、1970年代にソウルの新堂洞(シンダンドン)で発祥した庶民のための料理。 現在、新堂洞はトッポッキのメッカとして有名である。

主な材料 :
2人分
カレトック(韓国の餅)300g (味付け : しょうゆ小さじ1、ごま油小さじ1)、
牛ランプ100g (味付け : しょうゆ大さじ1、ごま油小さじ1、砂糖小さじ1、こしょう小さじ1/4)、にんじん50g、韓国かぼちゃ50g、しいたけ2枚、たまねぎ50g、細ねぎ3本、栗3個、なつめ4つ、卵2個、松の実小さじ1、ごま小さじ1。

ヤンニョム(味付け) :
トッポッキの味付け : しょうゆ大さじ2、砂糖小さじ1、ごま油大さじ1、油大さじ1、水カップ1/2、にんにくのみじん切り小さじ1/2、こしょう小さじ1/8


カレトックは5cmの長さ(4等分)に切り、熱湯に塩小さじ1を加えてゆがく。 カレトックは5cmの長さ(4等分)に切り、熱湯に塩小さじ1を加えてゆがく。
ゆがいたカレトックは、しょうゆとごま油で下味をつけておく。ゆがいたカレトックは、しょうゆとごま油で下味をつけておく。
牛肉はペーパータオルで血などを拭き取った後、味付けして炒める。牛肉はペーパータオルで血などを拭き取った後、味付けして炒める。
細ねぎは5cmの長さに切る。にんじん、韓国かぼちゃ、しいたけ、たまねぎはカレトックの長さに合わせて切ったあと、熱湯でゆがく。卵は黄身と白身を分け、薄焼き(ジダン)にし、カレトックと同じ長さに切る。 細ねぎは5cmの長さに切る。にんじん、韓国かぼちゃ、しいたけ、たまねぎはカレトックの長さに合わせて切ったあと、熱湯でゆがく。卵は黄身と白身を分け、薄焼き(ジダン)にし、カレトックと同じ長さに切る。
栗は薄くスライスする。栗は薄くスライスする。
なつめは種をのぞき、皮だけを使う。1cmぐらいの厚さに切る。 なつめは種をのぞき、皮だけを使う。1cmぐらいの厚さに切る。
カレトックを味付けするための調味料をすべて鍋に入れ、煮立たせる。そこにまずカレトックを加え、ジダンと他の野菜を入れて混ぜる。最後にジダンと細ねぎを加え火を止め、軽く混ぜる。カレトックを味付けするための調味料をすべて鍋に入れ、煮立たせる。そこにまずカレトックを加え、ジダンと他の野菜を入れて混ぜる。最後にジダンと細ねぎを加え火を止め、軽く混ぜる。
松の実とごまをふり、盛り付ける。松の実とごまをふり、盛り付ける。

☑ 5cmの長さに切った カレトックと、他の材料の長さと形を揃えるようにする。
☑ カレトックはやや固まった状態のほうが切りやすい。
☑ 切ったカレトックは、熱湯でゆがきやわらかくしたあと、餅同士がくっつかないように、しょうゆとごま油で下味をつける。
☑ 野菜はそれぞれやわらかくなる時間が違うので、それを考えて熱湯でゆがいておくと、盛り付けたときの色がきれいにしあがる。
☑ 宮中トッポッキのジダン(卵の薄焼き)はやや厚めにつくる。
☑ 調味料を煮立たせたあと、強火のまま、カレトック、それから野菜を入れて混ぜるのがポイント!
☑ 細ねぎは火にかけるとすぐにやわらかくなり、ジダンは形が崩れやすいので、最後に加える。

松の実とごまをふり、盛り付ける。
キム・スジン院長: 韓国料理研究家

現在、韓国の味研究会理事、フード・アンド・カルチャー・コリア・アカデミー院長
韓国で初めての「映画の飲食監督」として、料理の新分野を開拓 
代表作 <霜花店(サンファジョム)−運命、その愛>、<美人図>、<王の男>、<食客>

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