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ライフスタイル

先生と師匠

2016-05-16

先生と師匠
15日は「先生の日」でした、でも韓国語を直訳すると「師匠の日」です。先生と師匠、どう違うのでしょうか? そして日本と韓国では使い方に違いがあるのか? それでは今日も留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。
山田君  金さん、15日は韓国では「師匠の日」ですよね。
金さん  そうですよ。歌も「師匠の恩愛(恩恵)」という歌があります。
山田君  でも普通は先生ですよね、師匠というのは日本だと落語家や芸能関係の弟子と師匠の間だけ使われますが、韓国では違うんですか?
金さん  韓国語の師匠というときには、「人生の師」という大きな意味での「師」なんです。ですから「師匠の日」です。別に落語家さんの日ではありません。

韓国は儒教の国なので、師と弟子と言うことでいえばそれは儒教の師と弟子の関係を意味しました。たとえば安東のトサン書院やピョクサン書院では儒教のいろいろな教養を教えていましたが、その際には先生のことを「師匠様(ススンニム)」と呼んでいました。
それが現在でも残っていて、先生とは師匠なんです。そして師匠というのは一生の師、人生の師でもあるわけです。
というわけで韓国マナー、韓国では5月15日は直訳すれば「師匠の日」です。韓国人にとって師匠とはまさに、人生の師のことです。

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