キムジャンの季節です。そこで今週はキムジャンに欠かせないもの、必修アイテムをご紹介しましょう。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです
山田君 金さん、買い物ですか。ずいぶんいろいろと買いましたね。
金さん 明日キムジャンをするので、その準備でね。
山田君 でもキムジャン用の白菜とか、唐辛子粉じゃないですね。
金さん ゴム手袋でしょ、それから豚肉のかたまりに牡蠣です
山田君 なんだか、なぜ必要なのかよく分からないものばかりですね
まず赤いゴム手袋、韓国ではどこの家に行ってもこのゴム手袋があります。そして皿洗いの際に使う人も多いのですが、私は使いません。なんだか汚れが落ちているのかよく分からないので。でもゴム手袋をして皿洗いをするおばさんたちに聞いてみると、手が荒れるからゴム手袋をするそうです。
キムチを漬けるときにつかう唐辛子粉、あの真っ赤な粉は手につくとなかなかとれませんし、ぴりぴりと痛かったりもします。それでキムチ漬け、特に大量のキムチを漬けるときにはこのゴム手袋が大活躍しますし、必修アイテムとなってきます。
皿洗いの際にも、韓国料理は唐辛子の入ったものが多いのでそういう意味でもおばさんたち、ゴム手袋を愛用しているようです。ただし、最近ではゴム手袋ではなく一回用の使い捨てタイプのビニールの手袋で手の甲までくる長いものも売られています。
今の時期に銀行や保険会社で新しく預金をしたり、保険にはいったりするとキムジャンセットと言って、この長い手袋とエプロン、そしてキムチを保存する特大のビニール袋の入ったセットをくれます。
それから豚肉と牡蠣というのは、キムジャンをした日の夜のメニューはだいたいが 韓国料理のポッサムと呼ばれているものです。豚肉の茹でたのと生牡蠣を、キムジャンをするときに作った、白菜の塩漬け、そしてキムチの中身、具と一緒に食べます。 これがキムジャンをする日の定番メニューです。
ということで韓国マナー、韓国ではキムジャンの際には赤いゴム手袋をして作業をします。そしてキムジャンの後にはポッサム、茹で豚を塩漬けの白菜とキムチの中身でくるんでたべます。