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国際

駐韓日本大使帰任 「韓日合意順守、強く要求」

Write: 2017-04-05 10:47:41Update: 2017-04-05 17:49:49

駐韓日本大使帰任 「韓日合意順守、強く要求」

韓国釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、日本政府が一時帰国させていた長嶺安政(ながみね・やすまさ)駐韓大使と森本康敬(もりもと・やすひろ)釜山総領事が4日夜、およそ3か月ぶりに韓国に帰任しました。
日本政府による駐韓大使の一時帰国措置は、2012年8月に当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島(トクド、日本でいう竹島)に上陸したことを受けて以来で、当時は12日後に帰任したため、今回の大使の不在期間は、これまでで最も長くなりました。
長嶺大使は、4日夜10時ごろ、ソウルに到着した後、金浦空港で記者団に対し「早速、大統領権限代行の黄教安(ファン・ギョアン)国務総理や要人と直接会って、日韓合意の履行を強く求めていく」と述べました。
日本政府は、少女像の撤去は実現していないものの、次期政権に備えるため、大使を帰任させることにしたもようです。
一方、韓国外交部の報道官は、4日の定例会見で、駐韓大使らの帰任について「帰任を機に両国の意思疎通と協力を通してより進んだ関係に発展していくことを期待する」と述べて歓迎しました。
外交部は、長嶺大使の黄教安国務総理訪問については「日本から公式の要請があれば、総合的に検討する」としています。

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