インドの自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラグループが、23日、企業再生を進めていた韓国第5位の自動車メーカー双龍(サンヨン)自動車を最終的に買収しました。
双龍自動車は、今年8月にインドの自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラグループとの間で合併と買収のための了解覚書に署名しており、23日は、ソウルのホテルでマヒンドラ・アンド・マヒンドラグループのパワン・コエンカ社長と、イ・ウイル、パク・ヨンテ共同管財人が出席した中で、本契約が結ばれました。
買収総額は5225億ウォンで、マヒンドラの株式保有率は70%、マヒンドラは買収総額の10%を契約金として支払っており、残りは関係者集会が開かれる3日前までに支払うとしています。
双龍自動車はアジア通貨危機の影響で経営破たんし、2004年に中国上海自動車に売却されましたが急激な経営悪化で、去年1月、ソウル中央地方裁判所に日本の会社更生法に相当する法定管理を申請し、企業再生手続きを進めていました。