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政治

北韓でアフリカ豚コレラ発生 韓国国務総理が「水際防疫」を指示

Write: 2019-05-31 10:37:04

北韓でアフリカ豚コレラ発生 韓国国務総理が「水際防疫」を指示

Photo : KBS News

北韓で「アフリカ豚コレラ」の感染が公式に確認されたことを受けて、李洛淵(イ・ナギョン)国務総理は30日、イノシシなどによってアフリカ豚コレラが韓国側に流入する恐れがあるとして、北韓との軍事境界線地域の防疫状況を再点検するよう関係機関に指示しました。
李総理は、農林畜産食品部長官に関係部処や自治体と連携して、北韓との軍事境界線地域の防疫状況を再点検するなど、「水際での防疫」に必要な措置を取るよう指示しました。
また、統一部と連携して、防疫面での北韓との協力について対策を講じるよう指示しました。
李総理は近く、軍事境界線地域の防疫状況を視察する予定です。
北韓当局は30日、アフリカ豚コレラの感染が確認されたことを世界動物保健機関(OIE)に公式に届け出ました。
世界動物保健機関によりますと、北韓北部の慈江道(チャガンド)の農場で25日、アフリカ豚コレラの感染が確認されたということです。
農場の豚99頭のうち77頭がアフリカ豚コレラで死に、22頭は殺処分したということです。
北韓当局は移動制限や消毒などの防疫措置を取ったということです。
「アフリカ豚コレラ」のウイルスは、冷凍肉やハム、燻製品でも活性を維持し、生きている豚への感染源になります。
ワクチンや治療薬がないため、感染すると致死率はほぼ100%といわれますが、人間には感染しません。
主にアフリカやヨーロッパで発生していますが、去年下半期から、中国、モンゴル、ベトナム、カンボジアなどでも感染が見つかっています。 

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