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国際

米空軍 日本と大規模な空域合同演習実施 B-52など60機を動員 

Write: 2020-02-07 14:55:47

米空軍 日本と大規模な空域合同演習実施 B-52など60機を動員 

Photo : YONHAP News

アメリカ軍は、韓半島有事の際に北韓の爆撃を担当する青森県三沢基地周辺で今月4日、日本の航空自衛隊と大規模な空域合同演習を実施したことを明らかにしました。
今回の演習には、核兵器を搭載できるアメリカ空軍の戦略爆撃機B-52やF-16戦闘機、航空自衛隊のF-2、F-4、F-15戦闘機など、軍用機60機余りが動員されたと言われています。
アメリカ第8空軍のジェームズ・ドーキンス少将は、「今回の演習は、アメリカ空軍がわれわれの同盟関係を保証し、敵を阻止するための爆撃機運用能力の効率性と対応性を立証する目的があった」とし、「グローバルストライク能力を強化できるいいチャンスを提供した」と話しています。
アメリカと日本は、毎年定期的に空域合同演習を行っていますが、今回のように大規模な合同演習を行い、公開したのは異例のことです。
これについて、韓国軍の関係者は、「かつてアメリカは、この程度の規模の演習は、主に韓国軍と行ってきたが、2018年の米朝首脳会談以降、こうした演習を行うのが難しくなったため、日本との演習に重きを置いている側面がある」と話しています。
2018年以降アメリカは、B-52など戦略爆撃機の韓半島周辺での展開を控えてきました。
専門家らは、「おととし9月に締結された南北軍事合意により、韓米合同軍事演習のほとんどが中断もしくは縮小されている中、アメリカが核兵器を搭載できる戦略爆撃機を動員した大規模な空域合同演習を公開したのは、『対北韓抑止力は依然として維持されている』というメッセージを送るためのものとみられる」と分析しています。

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