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社会

総合病院の教授らが声明 「一方的な医療政策の推進の中止を」

Write: 2024-03-11 11:45:13Update: 2024-03-11 16:30:47

総合病院の教授らが声明 「一方的な医療政策の推進の中止を」

Photo : YONHAP News

政府が進める医学部の定員拡大に反発し、研修医らが集団で病院を離れたことで、手術や診察などに影響が出ているなか、主な総合病院の教授らが声明を出し、政府に対して、一方的な医療政策の推進を中止するよう求めました。
 
医療関係者が10日に明らかにしたところによりますと、ソウル峨山(アサン)病院、セブランス病院、汝矣島(ヨイド)聖母病院など8つの総合病院の教授と専門医らがこのほど、医療崩壊を懸念する内容の声明をインターネットに掲載しました。
 
声明では、「政府による一方的な医療政策の推進は、韓国の優秀な医療システムを混乱に陥れており、今の事態が続けば、国民の生命と健康が脅かされるだろう」としています。
 
また、ストライキを続ける研修医に対する支持を表明するとともに、政府に対して、研修医への「威圧的な発言と脅迫」をやめるよう求めました。
 
そのうえで、「医療現場の混乱をもたらした責任は、研修医ではなく、もっと上の世代にある。国民が安心して医療サービスを利用できるよう、真の医療改革に取り組む」と表明するとともに、国民に対して、「医師に対して感じた失望感は理解しているが、状況を冷静かつ客観的に見てほしい」と訴えました。
 
声明には、他の医師らの賛同が相次いでいて、11日午前7時までに、全国の主な総合病院の教授と専門医ら、6482人が署名しています。

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