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ライフスタイル

飛ぶ鳥後を濁す?韓国

2014-12-15

飛ぶ鳥後を濁す?韓国
年末になり日本は大掃除のシーズンですよね。家や会社だけでなく、大仏様やお寺のご本尊の大掃除もよく聞く話です。しかし韓国ではちょっと違います。特に引越しの際のお掃除、これが問題です。
それでは今日もまずは留学生の山田君と金さんの会話からです。

金さん 山田君、新しいアパートに引越しするんですって?          山田君 ええ来週引っ越すんですが、先週、鍵をもらって部屋を見に行き        ビックリしました。                        金さん どうしました? 大きなネズミでも出ました?            山田君 さすがにネズミはいませんが、でも部屋が全然掃除をしていなくて。  金さん 前の人、ゴミは捨てて行ったんでしょ?               山田君 でも窓ガラスは埃だらけ、家の中も引越しで荷物を動かした後に        埃がたまってました。                       金さん ああ、日本では飛ぶ鳥後を濁さずっていうけど、韓国では飛ぶ鳥は後を     濁したままなんですよ。                      山田君 濁したまま?!

そうです。韓国では引越しの際は新しく入る人が掃除をすることになります。なぜかというと、韓国では賃貸住宅でも新しく入居する人が壁紙を取り替えたり、床のチャンパンという油紙を張り替えたりすることがよくあります。それでその工事の際にはどうせまた汚れるということもあり、昔から引越しの際には掃除をしないで出て行きます。とは言ってもサッと掃いたり、ゴミはもちろん棄てていきます。
また同じように家に出前を頼んだ時の食べたあとの食器も、洗わずにそのまま出しておくようにと言われたことがありました。洗ってしまうと福が逃げるのだそうです。でも見た目が汚いので、最近は洗ったり、あるいは黒いビニール袋をくれてその中に入れて出すようにしています。
ということで、「 恥をかかない韓国マナー」、韓国では引越しの際には引っ越す人はゴミを出して、掃いておくくらいです。部屋の掃除は新しく入居する人がするものです。

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