パク・チャヌク監督作
2024-06-05
きょうのセリフ
イ・ギュホ(이규호): 시은아, 니 쌤하고 둘이 무대 한번 안 해볼래?
(シウン、先生とペアを組んで出てみないか?)
キム・シウン(김시은): 쌤이랑 내가? 징그럽다.
(先生と私で?気持ち悪いわ)
イ・ギュホ(이규호): 뭐라도 한 줄 더 넣는 게 낫지 않겠나.
(進学の書類に書けるならいいだろ)
キム・シウン(김시은): 쌤, 다 알고 있었어요?
(先生、知ってたんですか?)
イ・ギュホ(이규호): 내는 쌤이랑 단독무대도 섰다꼬. 더 그럴싸하그러.
(先生とステージに出たと書けば点数が上がるぞ)
キム・シウン(김시은): 응, 할래요. 나 할래.
(ハルレヨ)
(はい、やります)
説明
하다---[動詞] する
「する」という意味の動詞“하다”に、話し手の意思を表す文型“~(을)ㄹ래요”が付いた表現で、「します」「やります」という意味です。
似たような意味の韓国語に“할게요”という表現があります。これは動詞“하다”に、同じく話し手の意思を表す文型“~(을)ㄹ게요”が付いた表現で、日本語では同様に「します」「やります」と訳されます。よって同じ表現と見られがちですが、ニュアンスが異なります。“할래요”と“할게요”は、両方とも自分の意思を述べている点では同じですが、“할래요”が聞き手の意思に関わらず、自分の意思を伝える、自己主張の強い表現なのに対して、“할게요”は聞き手も考慮した、やわらかい意思表示の表現です。そのため、例えば今回のシーンでシウンが言った“할래요”には、「絶対に大会に出るんだ」という強い意志が現れていますが、もしシウンが先生を気遣ってしかたなく「やります」と言ったとしたら“할게요”と言ったでしょう。このように、自分の意思をはっきりと伝えたい時には“할래요”を、聞き手やその時の状況に合わせて、やんわりと自分の意思を伝える時には“할게요”を使います。両方覚えて、ぜひ使ってみてください。
使い方
① 待ちに待った仕事の話が来てこの一言 → 할래요 (します)
② イベントの企画担当に立候補してこの一言 → 할래요 (やります)
2024-06-05
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