メニューへ 本文へ
Go Top

経済

人気アニメ「ポンポン・ポロロ」を制作した「アイコニックス」

#韓国技あり企業 l 2018-05-07

きょうご紹介した企業は、京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市にある企業で、人気アニメ「ポンポン・ポロロ」を制作した「アイコニックス」です。



「アイコニックス」は2001年に設立されました。設立当初から、ほかの国ではほとんど作っていなかった幼児向けアニメの制作に取り組みました。3歳以下の幼児が好きな動物を調べたところ、歩き方が子どもに似たペンギンを主人公にし、「ポロロ」と名付けました。「ポロロ」と、クマやビーバー、恐竜、キツネなど個性豊かな仲間たちが繰り広げる日常の冒険と友情を描く物語となっています。子どもたちの共感を呼ぶことができたことが成功につながり、2003年に最初にテレビで放映された「ポロロ」は、それから世界140か国以上に輸出されました。
世界的なキャラクターをつくった「アイコニックス」は2010年に、もう一つのヒット作を生み出しました。ソウル市内を走るバスをモチーフにして制作された幼児用アニメーション「ちびっこバス・タヨ」です。海外でも大人気で、動画投稿サイト「YouTube」で月間の再生回数が1億回を超える「ちびっこバス・タヨ」は、「ポロロ」と並んで、キャラクターグッズ、テーマパーク、キッズカフェなど多様な付加価値を生み出しています。
「ポロロ」が制作される前、韓国は、アニメの下請けを行っていました。しかし、徹底した市場分析と体系的な企画、共感を呼ぶストーリーにより、「アイコニックス」は、韓国産キャラクターのグローバル化の時代を切り開きました。韓国のアニメ産業を飛躍的に成長させた「アイコニックス」の新たな挑戦が、どのような未来をつくるのか注目されます。


おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >