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経済

グローバルな鉄道車両メーカー、「現代ロテム」

#韓国技あり企業 l 2018-06-04

きょうご紹介した企業は、 京畿道(キョンギド)義王(イワン)市に本社を置く鉄道車両メーカー「現代ロテム」です。



「現代ロテム」は先月、中国とスペインのメーカーを抑え、バングラデシュ国鉄からディーゼル機関車10両の受注を取り付けました。「現代ロテム」は1970年代からこれまで、バングラデシュから合わせて333両に上る車両を受注しています。



「現代ロテム」は1977年に設立され、機関車や貨車、高速鉄道、磁気浮上式鉄道、電車などの鉄道車両、信号通信システム、運営、メンテナンスなど、鉄道に関するすべてを手掛ける、韓国で唯一の総合鉄道企業です。さらに、戦闘車両などの軍需事業、自動車製造設備、製鉄設備、発電設備など様々なプラント事業を展開しています。

「現代ロテム」は、優れた技術力をもとに、全世界に鉄道車両を供給しています。アジア、中東、アメリカなど世界36か国に進出し、電車や機関車など、多様な鉄道車両を輸出しています。

「現代ロテム」は、2008年に独自の技術で韓国の高速鉄道KTX-山川を開発し、2014年には、世界で4番目に速い動力分散方式の高速列車、2016年には都市型磁気浮上式鉄道を開発しました。トラム、路面電車についても、2009年から鉄道技術研究院と共同で、電力線がなくても車両に搭載したバッテリーを利用して走ることができる架線レス・バッテリー・トラムを開発し、トラムの需要が多い海外市場を攻略しています。

グローバルな鉄道総合企業としての高い技術力と経験を保有している「現代ロテム」。しかし、この会社は、今の成果に甘んじることなく、無人運転車両など、将来の鉄道市場を牽引する製品の開発に取り組んでいます。

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