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経済

ウェアラブルヘルスケア機器を開発している「ライフ・サイエンス・テクノロジー」

#韓国技あり企業 l 2018-08-27

ⓒ Life Science Technology

きょうご紹介した企業はソウル市江西(カンソ)区にある中小企業で、ウェアラブルヘルスケア製品で注目されている「ライフ・サイエンス・テクノロジー」です。


「ライフ・サイエンス・テクノロジー」は、2007年に設立され、生体信号測定技術を採用した携帯可能な診断用医療機器を開発してきました。現在は、スマートウォッチなどのスマート機器を利用して体脂肪、血圧、心拍数などを簡便に測定できるウェアラブル医療機器を開発しています。


ⓒ Life Science Technology

去年は、韓国初のパッチ型IoT体温計「フィーモン」を発売しました。人差し指くらいの大きさの子ども向けの体温計です。わきの下に付けていると、体温が自動的に測定されるため、夜寝るときも、睡眠を妨げずに体温を測定することができます。測定された体温は、親のスマートフォンのアプリケーションに転送・保存されます。体温の変動をグラフで表示する機能もあり、体温の変動が大きいとすぐに知らせる機能もあります。


「フィーモン」はかわいらしいバナナの形をしていて、「バナナ体温計」とも呼ばれていて、先月、世界的なデザイン賞である「レッドドットデザイン賞」を受賞しています。


子どもたちが使う製品であるだけに、安全性を重視して開発しており、RoHS(ローズ)=危険物質に関するEU=ヨーロッパ連合の規格試験に合格したほか、電磁波適合認証などを取得しています。


ⓒ Life Science Technology今は、韓国国内で販売していますが、CJグループのCJヘルスケア株式会社と提携し、近く、中国、日本、東南アジアにも進出する計画です。

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