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経済

翻訳サービスを手がける「フリット」

#韓国技あり企業 l 2017-11-06

きょうご紹介した企業は、ソウル市江南(カンナム)区にある中小企業で、翻訳サービスを手がける「フリット」です。



「フリット」は、2012年に設立されました。
「フリット」の翻訳サービス「フリット」は、多くの人の知識が蓄積した集合知を活用した翻訳プラットフォームです。「フリット」のホームページまたはアプリケーションに解釈したい外国語の文章を掲載すると、世界各国にいる言語の専門家がそれを訳し、その結果をリアルタイムで載せます。早ければ2秒、長くても10分で、世界各国の専門家によって翻訳された文章が掲載され、依頼者は、そのなかから最も気に入ったものを選び、少額のポイントを支払う仕組みになっています。
サービス開始から5か月で270万人の会員を確保した「フリット」は、現在、173か国、750万人が利用しています。18の言語に対応しており、毎日、7万件以上の翻訳依頼に対応しています。



「フリット」は、翻訳サービスにとどまらず、グローバルな「言語データ企業」に成長しています。「フリット」の売上のほとんどは、言語データの販売から得られています。膨大な量の文章とその訳文のデータがすべてデータベースとして蓄積されていて、そのデータを機械翻訳を手がけるグローバル企業に販売しています。
「フリット」という社名は、鳥などが羽ばたきをするという意味の英語の「フリッター(flitter)」からつけた名前です。その名のとおり、「フリット」は、世界の言語市場で力強く羽ばたいています。

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