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経済

医療機器をつくる「スマート・メディカル・デバイス」

#韓国技あり企業 l 2017-11-13

きょうご紹介した企業は、京畿道(キョンギド)高陽(コヤン)市にある中小企業で、医療機器をつくる「スマート・メディカル・デバイス」です。
「スマート・メディカル・デバイス」は、2011年に設立されました。「スマート・メディカル・デバイス」が2013年に発売したスマート家庭用低周波治療器「ドクターミュージック」は、音楽を利用した低周波治療器です。低周波治療器は、体に電気を流すことで、筋肉を収縮・弛緩させ、筋肉細胞を刺激するもので、マッサージ効果を得ることができます。「ドクターミュージック」は、音楽のリズムに合わせて波形が変化するミュージックシンク(Music Sync)技術を採用しています。



「ドクターミュージック」の使い方は簡単です。まず、ヘッドフォンのような形をしたパッドを腕や背中、脚など、マッサージしたい部位に貼ります。そして、スマートフォンのアプリケーションを立ち上げ、「音楽リスト」のボタンをクリックすると、音楽が流れ、微細な振動や刺激が伝わります。
まるで、今聞いている音楽がマッサージをしてくれているかのような気分になる「ドクターミュージック」は、2014年にスイスの「ジュネーブ国際発明展」で金賞を受賞しました。そして、2015年には、アメリカの「ピッツバーグ国際発明展」で特別賞を受賞しました。
「ドクターミュージック」は、来年から、日本、ヨーロッパ、アメリカなどへの輸出が始まります。医療とITを組み合わせたスマート医療機器に音楽という要素を取り入れたこの製品は、海外でも大きな反響を呼ぶことが期待されています。


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