きょうご紹介した企業は、ソウル市中区にある中小企業で、フィルムカメラ風の写真を撮影できるアプリ「グダック」を開発した「スクリューバー」です。 「スクリューバー」は2016年10月に設立され、ソフトウェアやアプリの開発をしています。「スクリューバー」が開発したアプリ「クダック」は、2016年に開発に取り掛かり、去年7月にリリースしたもので、フィルムカメラ風の写真を撮影できるアプリです。
「グダック」は、使い捨てフィルムカメラを再現するために様々な工夫をしています。アプリを実行すると、使い捨てフィルムカメラそっくりの画面が登場し、ビューファインダーも昔のカメラのように小さくなっています。シャッターボタンを押すと、カチッとする、フィルムを巻く使い捨てカメラ特有の音がします。「グダック」は、一度に24枚しか撮影できません。24枚を撮り終えると、再び写真が撮れるようになるまで1時間も待たなければなりません。撮った写真は3日後に見ることができます。



デジタルカメラが登場する前は、写真を現像するためには、フィルムを写真館に預け、数日間、楽しみにしながら待っていました。そのわくわくする気持ちを再現したい。そう思って開発した「グダック」は、若い世代を魅了しています。
楽しく働きながら価値のある製品を作ることを目指す「スクリューバー」は、これからも楽しいアプリを開発していきたいとしています。